星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(39) 使用前・使用後

2007年01月25日 14時32分23秒 | Weblog

19日にSilverStar にて初滑りをしてきましたぁ! と言えば聞こえはいいのですが、なんとも不甲斐無い体たらく。この写真では良く見えないでしょうがズボンの周りは粉雪だらけ。新雪に突入した後に自力で立ち上がり、滑り出したところを一緒に行ってくれたTさんが撮ってくれたスナップです。左右ばらばらなスキーと新雪に怯えたへっぴり腰とで、「滑る」というより「倒れないように頑張ってる」姿です。これは「使用前」として見なかったことにしておいてください。いずれ近い将来に「使用後」のスナップが載せられるようになりますから。なると思いますから。なれればいいんだけど・・・・。

言い訳するわけではありませんが、スキー場は降雪に加えてガスがかかり、夕方のような暗さなのです。白内障の手術をした我が「まなこ」は、暗くなると視力が落ちるのです。深いパウダースノーの下はどうなっているのかと不安になり、さなきだに急斜面を滑り降りる技とて無く、ふくらはぎも太腿もパンパン。40年間で3回ほどゲレンデに立ったことがあるだけの人間が、スキースクールに入るでもなく人の滑るのを傍で見て見よう見まねで滑れたと勘違いしていた人間が、不遜にも不埒にも、ウイスラーに次ぐケロウナの名門スキー場に来てしまったのです。ゴルフで言えば、買ったばかりの道具を携えて、河川敷のコースで練習するでもなく、いきなり川奈でプレーするみたいなものです。

でも、有り難いのは、当地で知己を得た仲間の方々が「いけるいける」と励ましてくれることと、倒れている私の傍を通り過ぎるスキーヤーがAre you OK?と声をかけてくれ、「ここでプレーするなら他所で練習してからにしろよ!」なんて厳しい眼差しの人が一人としていないことです。道具買っちゃったからには、貧乏人根性に鞭打って頑張るっきゃないと自分に言い聞かせたことでした。

昼食後は中級者コースを回る他の3人の許しを得て単独行動させてもらい、初心者未満の私は自習・独習の自主トレを2時間ほどこなし、「初心者レベル」にまでは到達したのではないかと自負しています。形から入る私は、ここでも「如何に格好よく見える」かを念頭において自習したことは言うまでもありません。

この自習の成果は21日のSilverStar、22日のBigWhiteで確認する段取りです。
この続きはまた後で。