第1ペテロ2:19-21
『人がもし、不当な苦しみを受けながらも、神の前における良心のゆえに、悲しみをこらえるなら、それは喜ばれることです。
罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう。けれども、善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです。
あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。』
この言葉ですぐに思い出した人物がいます。
旧約聖書に出て来るヨセフです。
エジプトに奴隷として売られましたが、そこでも神を恐れ、忠実に働きました。
主人にも信頼されましたが、問題は主人の妻でした。
ヨセフが体格もよく、イケメンであったので、主人の妻は毎日のようにヨセフを誘惑しました。
ヨセフはそれが嫌で一緒にいることも避けましたが、それでも誘惑は続き、ヨセフは断り続けましたが、ついに主人の妻は嘘までついて、彼をレイプ未遂の犯人にしてしまいました。
そのことで主人は怒り、ヨセフを牢の中に入れたので、何年もヨセフは無罪のまま囚人として過ごしました。
悪魔の攻撃に負けず、神への信仰で彼は試練の中で忍耐しました。
彼だけではないですね。
多くの人々が様々な陰謀や差別や迫害などで不当な苦しみを受けています。
神はそれを覚えて下さいます。
彼らを苦しめた人たちは、必ず何倍にもなってその悪に対する報いを受けるでしょう。
人は蒔いた通りに刈り取ります。
【祈り】
主よ。罪によって苦しみを受けることがないようにしたいです。
【聖句をノートに書きましょう】
-義人が受けた苦難-
- 創世記4:8
- 第1サムエル記19:11
- ダニエル書3:23
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