今日の「いのちのパンと祈り」

毎日の生活の中で、いのちのパンを食べて神様と共に歩きましょう。デボーション(祈り・黙想)のブログです。

ナオミの嘆き

2022-06-07 00:02:27 | ルツ記

 

ルツ記1:20-21


ナオミは彼女たちに言った。「私をナオミと呼ばないで、マラと呼んでください。全能者が私をひどい苦しみに会わせたのですから。

私は満ち足りて出て行きましたが、主は私を素手で帰されました。なぜ私をナオミと呼ぶのですか。主は私を卑しくし、全能者が私をつらいめに会わせられましたのに。」


故郷を離れた時に問題を抱えた人が、すべてに恵まれて故郷に戻るならば、みんなに自慢できると思います。

しかし出て行った時よりも悲惨な姿で故郷に戻ると、周りの人たちは同情の目で見るので、その視線がとても辛いと思います。


ですからナオミは、自分を迎えた故郷の人たちに言いました。

「マラと呼んでくれ」と。


ナオミの名前は「喜び」の意味がありますが、マラは「苦い、苦しい」という意味があります。

辛い自分の人生を「マラ」と表現しました。

ナオミという名前がふさわしくないと本人も思ったでしょう。


しかし神様は、嫁ルツを通してナオミの人生を変えて下さいました。

ナオミからマラ、マラから再びナオミに変えて下さいました。


主にある私たちの人生もそのように変わることが出来ます。

嘆きが喜びに変わります。


【関連聖句】

ヨブ記15:12-13

なぜ、あなたは理性を失ったのか。なぜ、あなたの目はぎらつくのか。
あなたが神に向かっていらだち、口からあのようなことばを吐くとは。


【聖書通読】

-ユダとイスラエルの回-

  • ゼカリヤ書9-11章

 

3分バイブルボイス 



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