エペソ2:5
『罪過の中で死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、―あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです―』
人はタダで貰うものに対しては粗末に扱う傾向があります。タダだからそんなに価値があるとは思わないです。
そしてお金を払って買うとそれに対して愛着や執着が出て来ます。
宗教にはお金がかかるという話は日本に来てよく聞くようになりました。
寺や神社に行くと1回の祈祷にも値段が書かれていました。別の宗教にもセミナーに参加するだけで何十万もかかるのがよくありました。
それは魂の救いとは何の関係もないのに高額な金額を払わされています。
犯罪人が保釈されるために払う保釈金はとても高額です。それまでは自由だった人が今度は自由を得るために多額のお金を払わないといけないです。
罪過の中で死んだ人とは、肉体はいま生きていても魂はその罪で死んでいます。
そしてその人たちが行くところも肉体の死の後には永遠の死の世界です。
永遠の死の世界に行かないために必要なものは魂の救いです。この救いはどんなにお金を払っても買い取ることが出来ません。
ですから、その救いは神様が恵みとして人間のために用意してくださっています。
人間の救いのために十字架で死んだキリストを受け入れる人に、値なしに与えるのが救いの恵みです。
お金ではなく信仰によって得るものです。
恵みとは神からタダで受け取るものです。
タダだから価値がないのではなく、あまりにも尊いので値段がつけられないのです。
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