自分を打ち砕く悲痛な祈り

 

詩篇51:9-10

『御顔を私の罪から隠し、私の咎をことごとく、ぬぐい去ってください。

神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。』

 

人間には他人には知らせたくない秘密が多いです。

特にばれたくない罪ならば、死ぬ時まで秘密にしたいと思っています。

 

神の人ダビデも誘惑に負けて罪を犯しました。

女を見て情欲に負け、姦淫の罪を犯しました。

 

しかし人妻の女が自分によって妊娠したことを聞いたダビデは、自分の罪がばれることを恐れて、その女の旦那が死ぬように仕向けました。

旦那が死んだ後に自分の妻として迎えました。

 

何事もなかったかのように振る舞っていましたが、神様はすべてを見ていました。

そして預言者を彼に送り、彼が隠していた罪をばらしました。

 

ダビデは自分の罪が、神様にすべてばれたことをむしろ喜んだと思います。

なぜなら彼は罪を抱えて苦しんでいたからです。

 

それによって以前のように神の前に出ることが出来なくなっていました。

 

しかし、ばれたことで、神の前に罪を告白して助けを求めることが出来ました。

きよい心を求めていました。

 

罪によって汚れた心が取り除かれ、新しいきよい心、ゆるがない霊を求める祈りをしました。

 

私たちも罪を隠さず、神の前にさらけ出して自分を打ち砕く悲痛の祈りをするならば、主はその罪を赦して下さいます。

 

【関連聖句】

第1ヨハネ1:9

『もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。』

 

《 ３分バイブルボイス  》

【信仰】信仰ある人と信仰のない人：マタイの福音書5章