ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

すべての労働災害は人災

2024-06-19 22:17:41 | Office
当たり前ですが、忘れがちなので再度。

すべての労働災害は人災です。

そもそも労働は、経済活動の一つと定義できる。

経済活動は基本的に利潤追求。

利潤を追求する中で、手を抜く。

手を抜いて事故が起こる。


正規の手順があればまだいいほうで、大抵の現場には正規の手順なんてものはない。

なんとなくイメージで覚えていたり、経験の中で培った手順をそれぞれ持っている。

様々な試行錯誤の末、文字通り間違えて身につけていく。

手順は、いつの間にか、それぞれの人が身につけるもので、そこに正規の手順などない。


どんなに先進的な研究を行っていたとしても、逆に先進的で誰もやったことがないから、正規の手順はない。

当然、事故が起こる。

ロス・アラモス研究所の、デーモン・コア事故などは最悪事例だけれど。


プルトニウムの半球の間にマイナスドライバーを挟む。

誤ってドライバーが抜ければ、臨界反応が起こり、付近にいた人は放射線被曝して死んでしまう。

最悪の場合、核爆発が起こる。
(もっとも、同時に同じ力でプルトニウムをぶつけ合わせる爆縮レンズによって、原爆の爆発力が実現されるのだけれど)

今となっては当たり前の危険な行為だけれど、先進的すぎる実験の中で、その危険性を十分把握していたかはわからない。


最悪事例は最悪事例として、世の中の仕事ではこのようなことが多く潜在する。

すなわち、
・知らない
・教えない
・やらない
では、当然事故は起こる。

そもそも、人は万物全てを知らないし、これからも知り得ることはない。

月の裏側に降り立つことができなかったように、太陽の表面に降り立って匂いを嗅いで生きて帰ってくることは不可能でしょう。

シュレーディンガーの猫のように、最終的に観察しない限り、存在するかどうかは不確定なのです。

直接観察できない現象は、別の手法で観察して推測するしかない。

同様に、地球の中心の匂いも知ることができない。

このように、すべてを知ることができないのだから、人類には永遠に知らないことが存在する。

1年先の自分の正確なGPS座標を知ることもできない。
そもそも1年後生きているのか?


そのようなわけで、知らなければ教えることもできないし、対策を実行することもできない。


しかしながら知識があっても災害が起こる。

人は間違えるし、手を抜くから。


そもそも人類が知り得る範囲の原理で対策しても事故が起こるのだけれど、さらに人は間違える。

人が間違えても大丈夫なように、間違えても安全を保つ、フェイルセーフの考え方もあるけれど、考えて対策していなければ防げない。

良くも悪くも、全ての事故は人が行動したり判断したりして起こるので、「確実な安全」など存在しない。


全ての労働災害は人災。
自分起因だけでなく、他人起因、国家政治起因など、人の行動が災害になる可能性をはらむ。

だから、営利活動たる会社での災害は、人起因なのです。

不満力

2024-05-29 20:01:02 | 日記
芥川龍之介が鬱と闘いながら作品執筆を続けていたことに同意する。

自己否定は創作力に転化する。

日常生活はとんでもなく苦しいものになるけれど。

自己否定せずに済むのは現代医学の勝利でもあるけれど、創作力の衰えは感じてしまう。

自己変革の原動力とも言うべきか。

常に切羽詰まった状態では、物事の優先順位をつけたり、順番をつけたり、じっくり思考するとかしなくなるのですが、即座に行動に移すという行動力は存在するわけです。

子どもの行動力とも言える。

大人は、そんな単焦点視野で行動してはいけないという考えもある。

社会政治的、長期的視野か。

それが面白くないと思うときもあるのですよね。

究極◯◯ あ〜る

2024-05-07 22:02:57 | Technics
フリーの統計解析ソフトウェアのRで、グラフを描かせます。

環境構築やらなんやらで、結局1時間ぐらいかかりました。

3次元グラフはExcelでは描けないので、別のソフトを使います。

Pythonでも同じことはできますけれど、色々とやっておく必要があるので、Rを使います。

ちょっとね。先々のことを考えると、色々やっておく必要があるのですよ。

モチベーション

2024-05-04 16:37:09 | 日記
モチベーションの維持が大変です。

やる気の維持ね。

全身神経痛はかなり軽くなったけど、影響はある。

寝スマホは良くない。
それもわかっているけれど、やる意味もある。
それが肩や首に負荷をかけている。

学生時代、金持ちだろうが教員だろうが、平等に話をしていた。
それは、圧倒的な思考能力とその実績があったから。

社会全体がその実績を知る由もない。
だから今は不平等さを感じるに至る。

世の一般人は、肩書と経済力で人を見る。


金をなんとかしないとなぁ。

プレガバリン

2024-04-26 21:53:33 | Health
プレガバリンを処方されて、線維筋痛症はかなり軽減しました。

10年以上悩まされていた問題に結論が出た感じ。

尤も大本の原因である頚椎狭窄が治ることが重要で、それは手術を伴うため、脊髄神経の損傷リスクと、手術費用、更には信頼できる医者を探すなど、いくつかの問題もある。

それはそうと、仕事を見つける必要もある。
動いてはいるけれど、既に7か月が経過しようとしている。
そろそろ生活費も限界ではある。

下手な仕事を見つけると、結局履歴書に書く必要が出てしまったり、面倒が増える。
それを避けるため仕事を探しているが、200社レベルになるとなんとも言えない。

営業スマイルが上手な訳では無い。
どちらかというと、重厚な恐さの方が強いだろう。
正論をまっすぐに言う辺り、すべての人や全ての仕事に向いているとは思えない。
技術知識だけではなく、社交性なども生きていく価値として重要だとは思う。

無いわけではないけれど、強いわけでもない。
人付き合いが得意なほど、人とのコミュニティを尊重はしない。

自分より下な人を従えるという考え方もあるのだろう。
人心を操るという考え方。

意識せずに行っている場合もあるらしい。
あまり好きではないというのもある。

まぁ、人は何らかの形で他人を操る術を持つ。
赤ん坊が泣くというのもその一つの方法だ。
様々な方法で人は人を操る。
食事を使ったり、金を使ったり、性的魅力を使ったり、地位特権を使ったり様々。

それらに騙されずに物事を判断するためには、基礎知識も必要だし、経験も必要になる。

真っ当な思考能力も必要。

真に尊厳のある生き方をしている人がいるのか?
一時期の尊厳はいずれ終焉を迎える。
更に上を目指すから。

或いは満足できずにすべてを手放す。

手放すのは楽だね。