ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

金と命

2024-02-10 00:08:08 | Human
命と金の価値を比べるなんてナンセンスだと思うのだけれど。

人の命より金儲けを考える人は多いのが実際。

よく考えればだ。

「金をあげますから、死んでください。」

と言われて死なない。

死んだらその金の使い道はないわけで。

他人のため?

もちろん自分だけの問題でもない場合もあるのだけれど。

かつての家族社会では、家のために身売りもした。

今は仕事が人の命を奪う。

生きるために働いている。
働いて死ぬなんて冗談にもオチにもならない。

そんな場所からは、どのような手を使ってでも逃げたほうがいい。

復讐するなら、徹底的にやる必要がある。


実際は、閉鎖社会の固定価値観の中で、命を危うくしている事実を、隠されたりごまかされたりする。

そういう事は全部表に出していいんですよ。
相手はごまかそうとしますけれどね。

自分の命が最優先。

それを軽視する社会や人間は滅して当然と考える。

出産適齢期

2024-02-06 07:23:40 | Human
20代、30代の女性は出産適齢期と言われる。

本能的欲求として、子供を産みたいし、結婚したいし、性欲もある。

だからといって、誰にでもいつでもどんなときでも情事に及びたい訳ではない。

思春期男性でも、全く知らない人にいきなり襲われたら困惑するし、抵抗する。

犯罪行為になる。

40才代に近づいたりすると、危機感にもなる。

出産せずに、出産子育てできる年齢を超えてしまうと、女性としての生物的価値を疑問視しなければならなくなる。

必死にもなる。

この辺り、男のほうが有利ではある。
性欲と性機能の年齢制限は長いから。

マスメディアに登場するような女性、いわゆるアイドルは、自分のキャリアアップを実現することと、ファンとの関係の葛藤に悩む。

YouTuber、VTuberも例に漏れず。

「一生子供を産まない」と割り切ってしまうためには、30才までに自分のあるべき姿を決定する勇気が必要になる。

子供を産まない事は、様々な状況があるが、女性という価値だけでなく、人間的価値まで他人や社会から否定されて、自分でも否定してしまう。

だから、当然のごとく男性以上に他人の恋愛事情に対して、興味を抱く。

アラサー、アラフォーの言葉は、そのような必需性から頻繁に使われる。

男性が思うほど、20〜30代女性の性問題は簡単ではない。

マネジャーのなり方

2024-02-05 22:21:39 | Office
マネジャーの教科書を読みました。


会社のマネジャーになりたいなら、この本を読めばいいと思います。
1700円で手軽だし、3時間ぐらい集中して読めば読めます。

これをもとにマネジメントやっているんだろうなぁと思う人はいたけれど、中途半端でもありました。

私が注意しなければならないことは、話している間の無意識な動作、つまりノンバーバルコミュニケーションではあるけれど、幸か不幸かカウンセリングやら効率化やらは多分この本以上のことをやっているんですよね。

生まれ育ちで興味を持った事が、偶然マネジメント手法だったのでしょう。

系統的に必要な考え方をまとめている、文字通り「教科書」なので、手元に一冊持っておくと色々役に立ちそうだと思いました。

直感で行っていることって、他人に説明しづらいんですよね。


この遥か上に、中小企業診断士が位置するのだろうなと思います。
これが大変なんだけど、理論体系を地固めしておかないとですね。

51

2024-02-04 09:57:37 | 日記
早いなぁ。

今日誕生日ですよ。

51歳。

別にそれでなにかするわけでもありませんが。

誕生日祝って、中学生以降ないですね。

大学とか何かあったのかな。

ある程度大人になってから、こちらからイベント企画して人を呼ぶとかするけれど、いやそもそも年重ねて何が嬉しいのよ?というツッコミはあるわけで。

今年一年生きられました。また一年頑張って生きましょう。

実際子どもの誕生日祝いって、上記意味合いが強いとは思います。

子供は肉体的かつ社会的に弱いので死にやすい。
肉体的には成年が最も強い。
社会的強さは、その人の状況による。

そんなわけで、あまり誕生日を知らせませんね。SNSでも。

ダラダラしようかなぁ。

分業と本田宗一郎

2024-02-03 21:54:00 | Office
現在のものづくりは、分業化が進んでいる。

ものづくりのマネジメントを正社員が行い、派遣や請負が現場のテストを行う。

ところがこの結果、現場経験が全くない正社員が、報告を受けても理解できず、問題を把握しきれずに、問題が大きくなっても対策できないという問題が起こる。

これが現在、多くの自動車開発企業で起きている品質問題の根本原因と考えている。

三菱自動車、日産自動車、日野自動車、ダイハツ、豊田自動織機の不正検査問題はその顕著な例だと考えている。

経済学の基本としては、分業化を行うことによって生産効率は向上する。

ものづくりはものづくり、広報は広報、財務会計は財務会計の仕事を専門に行う。

ところが、お互いの仕事が全くわからなければ共働などできない。

全てを理解して、全てを調整する役目が必要になる。

それが代表取締役になるわけだが、果たして現在の労働の細分化に対して、一人の人間が見て考えられる範囲は決まっている。

本田宗一郎は、ものづくりの現場を熟知して、使われる現場も整備する現場も熟知し、経営も行っていた。

私が知る限り、本田宗一郎は現場現物現実を真摯に観察し、嘘や妥協なく、原理原則で解明していた。
「ことわざを使うな」など顕著な例で、必ず反対の意味が存在するあやふやな例え話で、物事を論じることを非常に嫌っていた。

経営を担うことになった藤沢武夫はその能力を理解して、

・社長となる人間は、技術出身であること
現場を熟知した上で物事を判断する人間をリーダーにする必要があった。
経済理論で能力のある技術者を統率することはできない。

・親族経営にはしない
血筋による経営は専制主義となり、いわばバカでもリーダーになる甘えを生じさせる。

といった、人の歴史をとことん調べ学んだうえで、最適な会社のシステムを構築していった。


妥協を排し、全てを考え理解し、対策を打っていくのは、非常に困難で難しい。

しかし、「非常に困難で難しいからこそ、価値ある仕事になる」という当たり前の事実をすっかり忘れてしまうのも人である。

このあたり、宮崎駿の作品制作にも同様の経緯が見られるが、宮崎吾朗を後任に選んだのは鈴木敏夫の限界だと思う。


いいものを作るためには、ぱっと出のアイディア勝負で全て対策できない。

99%努力し思い悩んで、そこで生まれた1%のひらめきが物事を打開するのである。

エジソンも言っているこの単純な仕事の論理を、世の一般経営者は軽視する。


現実をしっかり見て対策してきた人間には、その見掛け倒しは通用しないのですよ。

つまり、本質を理解していない。