大阪に住んでいて、良いなと思うのは、質の高い人に簡単に会えること。
逆もまた然りなのですが。
本日は矢野顕子のライブを観に行きました。
歳をとっても、抜群のリズムキープ、打鍵数の多さ、アレンジの種類、他のアーティストとの関わり、抜群の歌唱力、トリッキーなコード進行、素晴らしいライブパフォーマンス。
歳をとってリズムが狂ったり、手先が狂ったりすることは多いけれど、衰えることを知らない。
野口聡一とのアルバム、奥田民生の曲をアレンジ、槇原敬之の編曲など、関わりもすごい。
2度結婚をして子供を産んだり。(性別的な意味を含めて、私にはできない)
住んでいるアメリカから、毎年日本に里帰りツアーをしている。
YMO時代から国際的なプレゼンテーションを行っているので、ライブ慣れしている。
天才という言葉は、自分の思考の放棄になるので、使わずにしっかり考える。
毎日の細かい練習を繰り返して、様々な経験をしている。
一流です。
エレベーターから降りて、関係者出入り口で見かけたのは、槇原敬之だと思うのだけど、なんだかそれも当然の気がするので、普通に。
しかし、もしそうだとして、
「クリームシチューをやります。槇原敬之編曲です。どこかで聞いているかもしれません」
などと言って演奏するなんて、かっこよいにもほどがあるでしょう。