ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

師走

2014-11-27 00:52:00 | 日記
大学時代、工業高校の教員免許を取ったため、文部省(現文部科学省)の教員向け図書を未だに持っている。

その中で、「生徒の問題行動に関する基礎資料」は未だに興味深い。



目次を見てもこんな感じです。



「飲酒防止のための指導上の配慮」
等いろいろ説明されていて、たったの370円(税込)。安い買い物ですよ?

未だに記憶に残っているこのグラフ。



最近6か年における中・高校生の月別自殺者数の平均

最近とはいえ、昭和48年から53年までなので、40年ぐらい前から6年間の平均となる。

多分今でもこの傾向は変わっていないと思う。

簡単に言えば、中学高校共に夏場に自殺者が跳ね上がり、12月に極端に下がるということだ。

ものすごく単純にこのグラフが示すことは、

夏は休みがいっぱいあって暇!→無目的にダラダラする→夏休みが開けたら学校行かなきゃ!→憂鬱

師走押し迫ってきた!→年明けまでにあれをやんなきゃ、これをやんなきゃで忙しい!→でもそれが終われば、ハッピーなクリスマスと正月!→頑張ってやろうじゃないの!

以上乱暴だが、もっと簡単にすると、

夏は無目的・ゴール無し→結果が見えにくい
師走は目的有り・ゴール有り→結果が分かりやすい

ただそれだけじゃないかと思うのだが、如何であろう?


自殺をめぐる問題性としての提言があるが、まず第一に、

「生」の尊厳や「死」の厳粛さの意味の定かでない生徒に、それぞれの発達段階に即してその意味を体得させることは、家庭、学校及び社会の責務である。
(引用)

これは大人に求められるスキル。
第二に、

老人の自殺は、人生に絶望した「諦めの自殺」が多いと言われる(?)。これに対して、青年の自殺の多くは、内面的葛藤が深く、様々な世に訴える内容を多く持っている。このために「求める自殺」と呼ばれている。すなわち、半面に「生」を求める声と表裏一体の「死」なのである。
(引用・一部追加)

上記の場合、何らかのサインを示しているが、気が付かないことも多いらしい。


何を言いたいかといえばだ。

目的・目標を立てて、けつ決めてやれば、大抵うまく転がる。

漠然とした目的・目標で、結果を出すところを決めなければ、不安になる。

それを自分で決めるか、人に決めてもらうか、それぞれ。

う~ん。月変わると面倒だから、やれることはやっておこう!
コメント
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