YouTubeで、日本人とアメリカ人（欧米人？）の休み方の違いを見た。
日本人は病気を理由に、学校や会社を休むけれど、アメリカ人は遊んだり旅行をするために学校や会社を休む。
よく考えれば、後者が正しいよな。
そもそもを考えれば、生きるために学び、生きるために働いている。
自分の人生を楽しむために、学び働いているわけだ。
病気になるために学んだり働いているわけではない。
個人主義と全体主義との違いというか。
YouTuberやVtuberの動画コメントを見ると、日本人のコメントは一方的な決めつけで、英語のコメントは多様性を認めるコメントが多いと感じる。
そりゃそうだと思う。
彼らは人種の違いや宗教の違いや、その他諸々の環境要件によって、そもそも生きることが難しくなったりする。
自分の生まれの由来も考えて、その中でどうやって生きるか、しっかりと考えて生きないとならないのですよ。
それは生きることの根本をしっかり考えて、自分で結論を持って生きないと、生きられない。
当たり前のように、権利と義務についてしっかりと理解して、結論を持ち、実行しなければならない。
日本は世界に稀に見る単一人種国家だから、他人と違うことをことさらに主張する必要がない。
どちらかといえば、聖徳太子が言った、
「和をもって尊しとなす」
を地で行くべき文化環境。
多様性を認めるよりも、多様性を認めないほうが生きやすいんですよ。
右へ倣え、左に倣えのステロタイプのほうが生きやすい。
災害時とかは強いんですけれどね。
みんなで協力して助け合う。
自分だけ助かればいいと考えることが少ない。
しかし、個性を認めない文化なので、そもそもの生きる意味とか、文化や哲学や宗教を本気で語ると、変なやつとかのレッテルは貼られる。
日本人がニーチェのマネをして、行き交う人々に辻説法やソモサンセッパをしていたら、一瞬で捕まるでしょうね。
そんなわけで、日本のほとんどの人が、なぜ働くのか、なぜ勉強するのかについて明確な説明ができない。
なんかみんながやっているし、自分もそれに従っているから。
よく考えてみなさいよ。
毎日毎日、電車や車や自転車に乗って同じ場所に集って、同じ仕事や同じ勉強をして、帰って寝る。
稼いで稼いで死んでいく。
家畜と何が違うの？
そりゃ、「社畜」という言葉を考えた人は素晴らしい天才だと思いますよ。
自分のため？
まさか。
社会のためですよ。
ひいては日本の税制維持のため、会社維持のため、毎日毎日蟻のように働き続ける勤勉な○畜ですよ。
（○には適当な文字を入れてください）
自分が生きる意味を本気で考えたら、自分のその姿を第三者視点で見て、笑うのか、蔑むのか、諦めるのか。
日本人に、本気の戦略的かつ根本的な政治は無理なんだろうなと思う所以です。
