YouTubeの「高評価」の数は、視聴回数の約10%。
よっぽど視聴回数が低いコンテンツではともかく、人気のある動画でも約10%。
人気のある動画は、同じ人が何回も見るけれど、一回しか「高評価」を押せないので、割合そのものは変わらない。
となると問題は、「低評価」の方で、この割合が大きい方がコンテンツとして質が低いと思う。
0.1%(1000人に一人)以下なら、良いコンテンツと呼べるのではないか。
1000人に一人ぐらいは、コンテンツが気に入らない人が出てもおかしくはない。
他にも間違えて低評価を押してしまう可能性もあるので、誤差としては微々たるもの。
それでもその低評価や、低評価なコメントの方が、インパクトが大きいのも事実ではある。
これから得られる私の結論は、
「他人の意見を気にして、自分のやり方を変えるべきではない」
意見を言う他人が正しいわけではないのよ。
もっとも、自分の意見や行動に対して、それなりの根拠や先を読んだ思考を持っていないと、自分の行動に自信が持てずに、他人の意見に流されやすくなるのも事実ではある。
2021年ノーベル物理学賞を取ることになった真鍋淑郎氏が、「他の人と調和的に生活することができない」から、「日本に帰りたくない」というのはもっともで。
日本の中で、世界の最先端技術を突き詰めようとする人に対する同調圧力は、より強く働く。
仲良くみんなでゴールできなくなるから。
その分野で最先端の、人と違うことをやろうと思ったら、そんな同調圧力を振り切らなければならない。
うまくやるか、第二次宇宙速度で大気圏外に飛び出すか、鬱や双極性障害と診断され自殺願望を抱くか。
人それぞれだわなぁ。