昨日はかなり強い風が吹いていました。
雨が降ったり、風が吹いたり… 少しずつ春に近づいています。
四季折々で、風や薫りが微妙に違い、その時々の気持ちを鮮明に
思い出すことがあります。
卒業、入学、お彼岸… この時季は特に感じます。
先日、地区の方の依頼で 『救命救急法・AED講習会』 に行ってきました。
AEDの必要性が重視され、加茂町でも小・中学校をはじめ公共施設に順次
設置される予定です。
AEDとは突然の心臓停止状態の際に使用し、心臓に電気ショックを与えることで
救命をはかる器械です。
突然死のほとんどは、心臓疾患でその大部分は心室細動という病気だそうで
心臓がけいれんし、ポンプとしての役割が果たせず、時間がたてばほとんどの
人が死にいたるということです。この状態を正常な状態に戻す方法が除細動
(心臓へのショック)でAEDの使用が必要となるそうです。
突然、心臓や呼吸が止まった人を救うためには、そばに居合わせた人が
救命処置をすることが大事…ということで習ってきました。
助けを呼ぶ。気道を確保し呼吸を確認する。なければ人口呼吸、胸骨圧迫の
心肺蘇生法を続ける…AEDの使用…
私は、何年か前に学校のPTA役員の講習会で心肺蘇生法は習った記憶が…
自分の身近で起こるかもしれない急な事態に、知識を持っていることは大切な
ことです。
来られていた30人余りの人たちは本当に真剣に、一生懸命勉強されていました。
消防署の方も「勇気をだして、まず一歩を」と言われていました。
いざとなったとき、うまく動けるかどうかは疑問ですが、機会があることには
参加すべきだと痛感しました。
すごく寒くて大変だったけど、良い勉強になりました。
てんねん