先週の土曜の一曲に引き続いて、今週の土曜の一曲です。
ブログの更新が少し停滞しておりますが
さしこうのスタッフの面々は、イベント続きで少々疲れ気味なのです。
ご了承くださいませ。
今日、紹介する曲は、
知る人ぞ知るホワイト・ブルースの名盤 『イースト・ウェスト』の中の一曲
『 アイ・ゴット・ア・マインド・トゥ・ギヴ・アップ・リビング 』と、
カタカナにすると、とっても長い題名の曲です。
これは『ポール・バターフィールド・ブルース・バンド』が1977年に
彼等の2枚目のアルバムとして発表しました。
最初の曲『ウォーキン・ブルース』から
最後の曲『イースト・ウェスト』まで
ひとつの流れになっているようで、
一曲たりとも無駄な曲は無く、
一曲たりともハンパな曲はありません。
白人である彼等が(黒人もメンバーにいますが)
黒人以上といってよいほどの素晴しいブルースを聴かせてくれます。
私が当時このアルバムを聴いて一番驚いたことは、
ギターにもピアノにも負けないほどの
素晴しい楽器だということでした。
特にバターフィールドがつくり出す音色とテクニックの素晴しさは
とても言葉では言い表せません。
これは聴いてみないと解りません。
感動ものです。
『アイ・ゴット・ア・マインド・トゥ・ギヴ・アップ・リビング』 (1967年)
この曲はマイナーなブルースで、私は特に気に入っている曲です。
泣きのギターが入ったブルースの原点のような曲です。
黒人よりも黒人らしい彼等のサウンド、是非一度聴いてみてください。
アップルくん