さしこうスタッフブログ

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土曜の一曲 おまけ編5

2008年09月13日 | 音楽

クリエイション』 と云うスーパー・グループが日本にいた事を

覚えている人は少ないと思います。

 

竹田和夫率いるこの四人組みのバンドは、

それはそれは、とっても素晴しいバンドでした。

ロックン・ロールはキャロルに任せて、クリエイションは少し大人の

2ブルースをベースにしたサウンドで、

当時、竹田和夫は天才ギタリストとして高く評価されました。

エリック・クラプトンのブルース・ギターに傾倒し、

イギリスで修行しました。

彼のテクニックは、日本では右に出るものはいなかったと思います。

そして後のミュージシャンに多大な影響を与えました。

あのクリームのプロデューサーだったフェリックス・パパラルディに見込まれて

プロデュースしてもらいアルバムを数枚だしましたが、

私はファースト・アルバムの『クリエイション』の新鮮な音、

磨けば光りそうな原石の彼等の方が魅力的でした。

 

そのアルバム『クリエイション』の中から一曲、紹介します。

ブルース・フロム・ザ・イエロー』 (1976) です。

 

典型的なブルース・ギターがメインの曲ですが、まさか日本のバンドが

0オリジナルでこんな曲を出すなんて・・・。驚きでした。

イエローのこの国にもブルースはあるんだぜ・・と歌うこの曲は

このアルバムの中で最も私好みの曲です。

泣きのギターが、心に染みます。

 

竹田和夫は今、どうしているのかと思い、調べてみると

ロス・アンジェルスへ移住しているらしく

渋いおじさんとなってジャズ・ギターを奏でているようです。

久々に彼のギターに会いたいものです。  

                            アップルくん

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