只今さしこう東一宮店で開催中の『毎日が楽しい玄関マット展~ペルシャ絨毯のある暮らし~』に行ってきました。
ペルシャ絨毯展をするたびに資料を引っ張り出して勉強し直している私ですが今回勉強した内容を一つご紹介。
見る者を魅了するペルシャ絨毯の文様ですが、その大半は樹木などが生い茂る アラベスク (アラブ風 もしくは規則的な繰り返し)文様で覆われています。
そのアラベスクにも幾つかのカテゴライズがあるというお話です。
【エスリーミー】
つまりはイスラーミー。イスラム的な文様という意味です。
蔓を主体としたアラベスクで華やかさは無いですが神秘的な印象をかもし出します。
【ハターイー】
契丹。中国北部風という意味です。
開いた花が多く描かれており華やかな印象を与えてくれます。
【ファランギー】
フランス。ヨーロッパ風という意味で使われます。
色使いも明るく斬新な印象です。また薔薇の絨毯を指す場合もあるようです。
その他にも【ルーミー】ローマ・アナトリア風。【アブル】雲紋 などがあるようです。
奥深いペルシャ絨毯の文様も意味や歴史を考えながら眺めるとより一層魅力的に見えてきます。
期間中に東一宮店にお越しのお客様。ぜひ絨毯の文様にも注目してみてください。
ちなみに今一番気になる絨毯はこの一枚!(本より抜粋)
『アラビアンナイト』を思わせる素敵な絨毯でしょ( ´艸`)
いつか実物を見てみたいと思うtakaでした。