さしこうスタッフブログ

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ろぐおが飛騨の匠の業に触れてきた話 その2

2020年04月10日 | 番外編

さてやって参りました修理工房がこちら(*^_^*)

何とも趣のある建物ですね~!

中を案内していただきました

出迎えてくれたのは修理職人の阿多野氏です(*^_^*)

ここで全国から送られてくる修理家具の部品交換や組み直し作業を担当されているそうです

今回何と特別に修理作業を見学させていただきました!!

見せていただいたのは折れたイスの背もたれの格子(スポーク)部分の製作作業です

しかもこのイスは40年前に製作されたイスだそうで今はもう部品が残っていないそう(+_+)

そんなイスををどうやって修理するのかというと・・・

木工旋盤という機械で回転させながら削り出して作っていきます

このように壊れた部品を手本にしながら同じ長さ太さ

さらにはくびれ部分の位置まで完全に同じになるように手作業で削り出していきます

やってみますか?と声をかけて下さり私ろぐおも木工旋盤に初挑戦です(*^^)v

刃の当てる角度と力の入れ具合を一定にするのがメチャクチャ難しいです(*_*)

本当に感覚がモノをいう作業です!見るとやるでは全く違いますね(>_<)

これが職人の業というヤツなのか・・・

さらに家具によっては目には見えない所で同じような不具合が発生している場合もあるそうで

そういった不具合が他にもないかバラバラにしてチェックしたうえで組み直す(オーバーホールと言います)事もあるそうです

組み直し作業が完了すると塗装作業や布地の張り作業を経て修理は完了します♫

木の家具はこのような職人の手仕事によって作り出され

万が一の時でも修理が可能です

お客様に愛着を持って永く使っていただくための大切な作業を垣間見る事ができました

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