毎朝の、庭の水まきが気持ちいい本店より
七月末、岡山シンフォニーホールにバレエを見に行きました。
『ウクライナ国立バレエ』＝旧『キエフバレエ団』です。
慣れ親しんだ呼び名も『キエフ』はロシア語読みなので、今は『ウクライナ国立バレエ』に改めたそうです。
ニュース によれば 市民の犠牲も相次ぐ 過酷な状況の中、 ダンサー さんたちが
こうやって頑張り続けられる モチベーションは何なのでしょうか？
ウクライナ国立バレエで日本人初の芸術監督を務めている寺田信宏さんの言葉に
「 リハーサルを見ていると、一つ一つの手の動き 足の動きに、今まで以上にエネルギーを感じます。
特に ダンサー さんたちの目を見ていると、何かを訴える 先が見える、 情熱的な目をしています。
苦しい時代だからこそ 特別なエネルギーが生まれてくるんだなと思います。」
中央の前から四番目の席で、ダンサーさんの表情、細かい指先、筋肉の動きが手に取るように見え
鍛え挙げられた肉体美に感心するばかりです。
フィナーレ が始まると皆さん 待っていましたかのようにスマホで撮影し
大きな拍手と、色々なところから「ブラボー」の声が聞かれました。
手を振っている方、 頭の上で大きく 拍手する方々 、それぞれが自分の思いを表しています。
本当に胸が熱くなり 感激しました。
皆さん、バレエを通して 今のウクライナを心から応援し
この拍手 と 歓声が パワーとして ウクライナの方にしっかり届くように願ってやみません。
バレエの芸術的センスは全くわからない私ですが、 とても幸せな時間が過ごせました。
『瀕死の白鳥』の真似をしてみましたが、５0肩になりそうで
慣れないことはするものじゃないと思った くーわんです。
