今日を生きる

陽ざしがさしこみ、明るく穏やかな日ですが、寒いですね。

　　　

さしこうでは、明日から始まる備前の”しょうざん”での展示会にむけ男性陣は

朝早くから、準備に出かけています。

　

昨年の4月より諸事情により、車の運転イマイチの私が、お父さんの大きな車に

乗り始めて１年足らず。狭い道やバックのたびに冷や汗ものでした。

でも、腹をくくれば何でも出来るものです。

迷いながらも、車検まで乗り続ける事ができました！

今年に入り、いざ手放すとなると、子供らとキャンプに行った事など思い出され

寂しくなって、また悩んだり…

本当に決断力がないというか、情けないですね。

先週も書き込みしましたが、

そんな私をみて、住職が

「過去を振り返ることなかれ　未来を願うことなかれ」

と話されたのだと思います。

過去の戻らない時間を後悔しても、どうしようもない。

子供らにも、仏さまやご先祖さまの話をしてくださり、

「仏さまやご先祖さまは、あなたたちや私たちに何を望んでおられると思い

ますか？」と聞かれ

「今、生きている人が精一杯、今日一日を生きてほしい。と願っておられる

のです。」と。

だからと言って

昔の事は仕方がない。先のことも仕方ない。今がよければよい。なら、好きに

生きたらいい!!

という意味ではないんですよね…

ーー過去や未来を捨てることではなく、過去を受け止めて、今を大切に生きる。

今日を生きた人が未来にもつなげていけるーー

ということなのでしょう。

「だからこそ、今日を精一杯生きて下さい！　今日、できることは皆が思って

いるより、もっとたくさんありますよ。」

良いお話をいただきました。

どうか子供らにも、伝わっていますように…　　　　　　　合掌

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てんねん

 

☆ 今日の戯言 ☆

サンクスフェアーも、ご好評のうちに終わり、

たくさんの皆様方にご来店いただきました。

本当にありがとうございました。

さて、そのフェアーの最中・・・・・。

ダイニングテーブルをお探しのご夫婦と、会話中のこと。

店舗２階にある「焼酎棚」と名づけた、弊店オリジナルの棚があり、

その名のごとく、焼酎や日本酒の瓶を飾れるサイズにデザインされており、

わりに、お酒好きの方は目を留めて下さる一品だ。

するとご奥さんがご主人に　「お父さんにぴったりの棚じゃない？

これ、買えば？」　と、笑って。そこで、ご主人が一言。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「アホか！！焼酎は飾るもんじゃない、飲むもんだ！」　　

ガハハハ！！！と大笑いされた。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その後も、そういうことは愚の骨頂である・・的なことを豪快に言われていた。

・・・・・・・・・・・。私がお酒好きでなかったら、少々ヘコむ言葉だっただろうが・・

「いや～・・・そうですよねー私も常々、そう思ってますよー！

　お酒は飲まないと～！意味ないっすよね。ははは」

とつられて大笑いしてしまった。わが意を得たりと言う顔で・・・・・・。

そのお客様の豪快な、お人柄につられて、つい素の自分が出てしまった。

大切な商談中にである・・・・・。　　いくら忙しすぎて少々パニくっていたとは

いえ、あとで考えたら、失礼この上ない話である。

これが功を奏したかどうか分からないが、初来店にもかかわらず、

ダイニングテーブルをご購入いただいた次第である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自分らしくありたい。とは思うが、接客という仕事中には向かない自分も

自分の中には住んでいる・・・・・。まだまだ、「日々精進」　である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　いつも変化し、
　　　　　　　よくわからない自分を信じることは難しいが、
　　　　　　　　　自分の可能性は信じることができる。（双雲さん日記より）　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

年齢的には、その可能性にも限りがありそうであるが・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もっと、お客様に喜んでいただける人間に、なりたいと思う・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな夕暮れどき・・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蓮ちゃんママ

　←　（事件現場）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

土曜の一曲７４

７０年代のソウル・ミュージックの第一人者はと聞かれると、

即座に私はこの人の名前を挙げます。

彼の歌は人生の苦悩であり歓喜であり、魂の叫び・・・であります。

ほんもののソウルを聴きたければ彼の歌を聴くべきです。

　　

彼の名前は　Ｏ.Ｖ.ライト　です。

６才からゴスペル隊で歌い始めた彼は６４年に

『ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ』でデビュー。

深みのあるサザン・ソウルを歌い続け、

７０年代に全盛期を迎えますが

８０年に、心臓病で他界しました。４１歳の若さでした。

なぜ天才と呼ばれる人たちは、こんなにも早く飛び立つのでしょうか・・・。

　

そんな彼が日本で認知されたアルバム『イン・トゥ・サムシング』の中の

一曲であるこの曲を今日は紹介します。

このアルバムの最後に入っている３曲のメドレー

『ゴッド・ブレスト・アワ・ラヴ～男が女を愛する時～

ザッツ・ハウ・ストロング・マイ・ラヴ・イズ』　（1977年）は。

とても素晴らしい曲たちです。

この曲を聴いた私は、ただただ感動しました。

というより一つのカルチャー・ショックでした

ここまで聴く者の心を揺さぶる歌はそうありません。

熱く、甘く、スローに、パワフルに、

彼のボーカルは魂を歌い上げます。

　　

ぜひ彼の、熱い熱いディープ・ソウルを聴いてみてください。

心がシビレルこと間違いありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アップルくん　

　

ちび

２月になりました。　

時折、日ざしがさしこんではいますが、寒いです。

　　

おととい、我が家の愛犬、ちびが死にました。我が家に来て、１５年。

年は１６歳ぐらいかな。

主人が北房の現場から連れて帰ってきた犬です。

前の飼い主さんが入院され、捨て犬になったらしく、お弁当のおかずを

あげている内に可愛そうになって、連れて帰った犬です。

それから、１５年、子供らと共にいろんな思い出ができました。

　　　生きものの最期は皆おなじです。

　　　何もしてあげられない。

ただ、側にいて、さすったり、声をかけるぐらいしかできないのです。

そのたびに、しっぽをふったり--耳を動かしたり--まばたきをしたり--

呼吸を荒めたり---

出来る限りの力で応えようとしてくれる…

側にいて、淋しくて怖くて、見ているのが辛かったです。

　

「命あるものは、みんな死にます。例外なく。

失った時間は、絶対に戻りません。

過去を振り返ることなかれ　未来を願うことなかれ

だからこそ、今日を精一杯生きてください。」

先日、聴いた、ある住職のことばが浮かびます…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｂｙ　てんねん