先月、津山市で行われた『第44回津山納涼ごんごまつり』の
本年度は部会長という大役を務めさせていただき、無事終えることができました。
昨年までの2年間はコロナの影響により開催ができていなかったので、
今年はなんとか開催しようと思い、昨年の11月から準備を進めていました。
しかし、開催する上でのハードルが大きく、コロナ対策をはじめ、
熱中症対策、ごみ問題、運営人数の減少、梅雨や台風、予算、
2年間のブランクなど、あらゆる問題をクリアすることが条件でした。
2月 第一回の企画部会
4つの分科会の会議が毎月行われる
総合体育館での踊り講習会
ごんごまつりは、実行委員会に商工会議所会頭や市長、
各町内会長や医師会などの各種団体の代表者、約50名に加え、
警察署や消防団、自衛隊などの協力団体と実際に企画・運営をする企画部会や
資金部会、出店部会、幹事会、事務局など、ボランティアまで含めると
総勢で500人以上が携わります。
今年は、コロナ禍での開催という事で、1か月前倒しの7月開催や
入場口の制限、踊り会場の変更やネットでお祭りを放映するハイブリッド開催など、
43年間続いていたまつりのカタチを大幅に変更し計画しました。
はじめての7月開催を周知するために様々なPR活動を行いました。
OHK なんしょん?出演
4月 さくらまつりでのPR
5月 グリーンヒルズ 音楽イベントでのPR
1カ月前の津山駅PR
新列車『SAKU美SAKU楽』出発式での市長とPR
イオンモール津山での『ごんちゃんを探せ』イベント
津山青年会議所での6月例会事業
津山商工会議所青年部でのPR
RSKラジオに生出演
エフエムつやまでの当日PR
連綿と受け継がれてきた津山の風物詩を大幅に変えることに対しては、
様々な意見があり、懸念や不安、時には開催を否定するような声も
いたただきましたが、この素晴らしい伝統文化を3年ぶりに復活させて、
津山の活力にしてもらいたいと想い、ようやく開催までこぎつけました。
そして、まつり当日には私たちの心配や予想を遥かに超える
ごんごまつり史上最多の(2日間計)12万8千人の方にご来場いただき、
久しぶりの夏の風物詩を楽しんでいただくことができました。
心配していた7月梅雨時期の開催も観測史上最速の梅雨明けという
ドラマチックな結末でクリアされ、少々の通り雨はごんごまつりらしく
降ったものの、終わってみれば、史上最高の協賛金額、史上最多の来場者数、
史上最多の公式HPアクセス数で幕を閉じ、コロナの心配も
吹き飛ばすような津山の力、祭りの力を肌で感じました。
初日 祭りが始まる前にみんなで円陣
特設ステージでの開会式
ごんごおどりの『開会宣言』
初日のメインは奴通りに会場を移した『ごんごおどり』
津山出身の芸人『ウエストランド』とユーチューバー『都市ボーイズ』
友人のイラストレーターがライブペイント
見渡す限りの人 みんな久しぶりの祭りに遊びに来てくれました
メインアーティスト『PUSHIM』のステージは会場MAX!!
『PUSHIM』、『J-REXXX』と花火のカウントダウン
今年設けた花火特別観覧席
ごんごまつりのフィナーレは県下最大級5000発の花火
花火まで終わりやっと一息
ごんごまつり史上最多の12万8千人が来場!
県内最初の花火大会だったこともあり、ごんごまつりが行った対策や開催方法を
これから開催される夏祭りのモデルとして、他の地域でたくさん活用していただきました。
祭りというものはなくても生きてはいけますが、様々な人の楽しみになったり、
地域の活力になったり、かけがえのない思い出になったり、
また明日からも頑張ろうと思える気持ちにさせてくれます。
このような地域の伝統文化は一旦途切れてしまうと、元に戻すのが大変苦労します。
44年間続いてきたふるさとの大切な灯を消さないように、
出来る限りコロナに対応した祭りの在り方を目指し、
様々な方に支えられて、なんとか3年ぶりに開催することができました。
ひとえにご支援いただいた皆様方のおかげと感謝しています。
ほんとうにありがとうございました!
まさ