季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

富士山北麓・アラゲヒョウタンボク、ザリコミ他

2021年04月19日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

アラゲヒョウタンボク(粗毛瓢箪木)・・・スイカズラ科

葉の両面や縁に粗い毛が生えているのでこの名が付いたそうです。・・花は2ヶづつ咲きます。

落葉低木で花も余り目立ちません。

 

 

苞は大きいですね。

 

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ザリコミ(砂利茱萸)・・・スグリ科

この木も花も目立ちません。花の大きさは3mm(雄蕊)くらいでしょうか色も地味です。・・雌雄異株

赤い実がなります。

 

 

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トガスグリ(栂酸塊)・・・スグリ科

落葉低木、谷筋の湿り気のあるような場所に住んでいますが余り数多く見られません。

赤い澄んだような実が生り食べられます。

 

 

 

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ヤシャビシャク(夜叉柄杓)・・・スグリ科

上記2枚の写真とこの写真を含めスグリ科になりました。以前はユキノシタ科

富士山にはフガクヤシャビシャクと言う新種が発見されました。この木も富士山の北麓に住んでいるのですが

フガクヤシャビシャクの特徴の一つである花弁の縁が赤い(ピンク色)か曖昧なのでフガクを付けないで載せます。

以前の記憶では薄くピンク色だった気がしますが(^^ゞ

これがフガクヤシャビシャクの花です。(昨年度撮影)

 

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ツノハシバミ(角榛)・・・カバノキ科

ツノハシバミは枝の先端に花を咲かせる。ハシバミは枝の途中に花を咲かせる違いがあります。

実はカシュウナッツのような味がして食べられます。

 

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イワネコノメソウ(岩猫の目草)・・・ユキノシタ科

以前から群生していたのは知っていましたが今回確認したらイワネコノメソウでした。

・・・葯が橙色

 

 

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バッコヤナギ(跋扈柳)別名ヤマネコヤナギ・・・ネコノメソウ科

この時季の殺風景な山では綺麗な花で目立ちます。

 

 

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ヒメミヤマウズラ&ジンヨウイチヤクソウ

花の時期が楽しみな植物です。