沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

うちなー民謡とは?

2013年06月06日 | 日々のこと


 今、比嘉光龍さんの「うちなー民謡の歌意を学ぶ講座」を終え帰宅。

 彼は今、下記のことを沖縄社会に提唱しています。

 それは、曲調が沖縄っぽい唄なら、なんでもかんでも「沖縄民謡」と言われていることに、それはちがうんじゃないの!と。下記のように言葉(うちなー口で歌われているのか・大和口が少し入っているか・すべて大和口か)で、定義し分類しましょうと言っています。(古典は除いた「民謡」の分類です)

 ① うちなー民謡
    うちなーぐちで歌われ、作詞作曲者が不明で、昔から歌われてきた唄で、三線が基本に使われているもの   は、「うちなー民謡」と言いましょう。
    例:唐船どーい・汀間とぅ・ナークニー・谷茶前・鳩間節・加那よー・貫花・かたみ節 など

 ② うちなー新民謡
    うちなーぐちで歌われ、なおかつ作詞作曲者が明確である唄は、「新うちなー民謡」と言いましょう。
    例:ハイサイおじさん・二見情話・石くびり・肝がなさ節・汗水節・かなさんどー・屋嘉節 など

 ③ うちなー現代民謡
    作詞作曲者が明確で、歌詞の中に少しでも、大和グチが入っている唄は、「現代民謡」と言いましょう。
    例:十九の春・島唄・芭蕉布・十九の春・安里屋ゆんた・うるわしの琉球・島歌・花 など

 私も、そう思っていたので、この分類は大賛成です。

 沖縄民謡と言われている唄には、もともとは、八重山民謡であったと言うのが多くあるそうです。
 沖縄の人が、八重山民謡を八重山語から沖縄語に替えて、勝手に唄を作って歌われている唄が多くあるということで、私達が良く知っている「安里屋ユンタ」もそうなんです。驚くほど、八重山は民謡の宝庫なんです。

 あなたが、沖縄民謡だと思って、歌っているその唄も、もしかしたら、ルーツは八重山民謡かもよ?!

(例の所は、思い出せない、後日)

 ブログ訪問ありがとうございます。
 
コメント (2)
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