
今、比嘉光龍さんの「うちなー民謡の歌意を学ぶ講座」を終え帰宅。
彼は今、下記のことを沖縄社会に提唱しています。
それは、曲調が沖縄っぽい唄なら、なんでもかんでも「沖縄民謡」と言われていることに、それはちがうんじゃないの!と。下記のように言葉(うちなー口で歌われているのか・大和口が少し入っているか・すべて大和口か)で、定義し分類しましょうと言っています。(古典は除いた「民謡」の分類です)
① うちなー民謡
うちなーぐちで歌われ、作詞作曲者が不明で、昔から歌われてきた唄で、三線が基本に使われているもの は、「うちなー民謡」と言いましょう。
例:唐船どーい・汀間とぅ・ナークニー・谷茶前・鳩間節・加那よー・貫花・かたみ節 など
② うちなー新民謡
うちなーぐちで歌われ、なおかつ作詞作曲者が明確である唄は、「新うちなー民謡」と言いましょう。
例:ハイサイおじさん・二見情話・石くびり・肝がなさ節・汗水節・かなさんどー・屋嘉節 など
③ うちなー現代民謡
作詞作曲者が明確で、歌詞の中に少しでも、大和グチが入っている唄は、「現代民謡」と言いましょう。
例:十九の春・島唄・芭蕉布・十九の春・安里屋ゆんた・うるわしの琉球・島歌・花 など
私も、そう思っていたので、この分類は大賛成です。
沖縄民謡と言われている唄には、もともとは、八重山民謡であったと言うのが多くあるそうです。
沖縄の人が、八重山民謡を八重山語から沖縄語に替えて、勝手に唄を作って歌われている唄が多くあるということで、私達が良く知っている「安里屋ユンタ」もそうなんです。驚くほど、八重山は民謡の宝庫なんです。
あなたが、沖縄民謡だと思って、歌っているその唄も、もしかしたら、ルーツは八重山民謡かもよ?!
(例の所は、思い出せない、後日)
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