最後に調べるのは
47金でも65歩でもなくて37桂。反撃力があり、58金の形が横からの攻めに強いです。66歩同銀86歩
86同角は同飛同歩79角の筋があるから指しにくいです。86同歩65歩に57銀を見てみましょう。
77角成同桂86飛65桂同桂同飛89飛成
この図の評価値は-328の後手有利。先手はどこかで45桂と跳ねる手が有効になれば良いのですが。26桂には24桂
後手の桂打ちのほうが厳しいですね。47金に(66歩同飛15歩同歩99竜などもあるが) 64歩同飛16桂
16同香15歩
これで端が破れます。評価値は-557で後手有利が拡大しています。12歩にも16歩が利くので、15同香同香25桂
19角39玉17香成34桂37歩
37歩の代わりに63香~67香成も有力です。この37歩はどちらで取っても角を切って寄せていけば良いです。4枚の攻めなので切れません。37同金は同角成同銀27成香
42桂成同金上38銀同成香同玉47金
定跡本通りに進んで後手勝勢になります。
先手の変化としては
26桂ではぬるかったので、64桂を打ってみます。定跡本では53金には45桂があるから・・・としているのですが、24桂47金63銀
これでも後手有利です。
戻って
51金引72桂成53銀45桂24桂
こちらが書いてあって、評価値は-391の後手有利。どちらでも良いでしょう。
ということで、65歩に57銀と引く変化は後手有利です。先手の37桂がかなりマイナスになってしまいます。65同銀は明日。