先手の趣向で
先手から角を交換する形を、村田先生が書いています。でも77角~22角成なので2手損です。先手が良くなる理屈はないのですが、22同銀88銀33銀55歩同歩同飛
5筋の歩を交換できるから、手詰まりになりにくいという利点はあります。32玉77銀74歩
この時にちょっと気を付けねばならないのは、28玉44銀59飛75歩同歩65角
この筋があります。でも38銀87角成76角86歩88歩76馬同銀で大丈夫ではあるのですが。この図の評価値は-100なので、先手は避けたほうが良いのでしょう。
戻って
AIに聞くと、78金14歩16歩44銀59飛64歩28玉63銀38銀42金
44銀と出ておく駒組を勧めてきます。この図の評価値は-115、先手は1歩持ったけれども、66銀とは使いづらいので思わしくないようです。
村田先生の書いている、44銀としない図では
評価値は-15の互角です。54歩の垂らしも気になりますか。
手将棋ですが、後手が悪いことはないです。