名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

升田将棋研究(56);香落ち(野村慶虎)

2022-07-28 | 升田将棋研究

今日の棋譜20220728

1939年9月、野村慶虎先生とサンデー毎日です。

升田先生の香落ち上手で、位取り三間飛車です。

野村先生は45歩同銀14歩の仕掛けもあったのですが、57銀左から

角で5筋の歩を交換し

56銀の好形を作ります。中央位取りができなかった時の定番でした。56銀直としておいて、3筋の歩を交換して37桂~45歩と仕掛けるのが、ままある指し方です。

55歩を打ってしまうのは1手損、上手に5筋の歩を切られていることを思えば2手損ですから、つまらない指し方です。

53金47金52歩。升田先生は45歩同歩54歩の仕掛けに対応したのですが、52歩自体は少し損です。手得が消えたくらいの勘定。

野村先生は77桂~65歩。こう指すならば47金を保留しておきたかったのですが。

桂交換したら75歩、同歩は76桂ですね。

66角76歩67金。76歩は右金で取りに行けたらよかったのに。

24歩76金25歩、2筋を攻められて

27歩では面白くないです。歩切れになるので74銀に75歩を打つわけにもいかず、

95歩同歩84角83歩

66角75歩。75同金同銀同角76金は悪そうなので

75同角は玉頭戦の時の手筋でしたが、升田先生は取らなかった? 75同金同銀63桂は何とかなっていたと思いますが。

86角75歩66金84歩。ゆっくり指そうということですね。若いころの升田先生は受けの手を考えます。

59角83金、端もカバーして、形は良くなりました。まだ金銀の連結が甘いですが。

67桂42飛

65歩同歩同銀64歩。玉頭の攻防が続きます。

74銀同金76歩

76同歩75歩73金。77銀を打つと失敗します。

76金45歩同歩65銀

65同金同歩74銀。互いに持ち駒の銀で相手守備駒の金をはがそうというわけですが、

ここは72金で44銀。こっちに打つのは筋が悪く、上手が良くなりそうです。

76金33銀成同桂。44同角同歩76金のほうが良かったかもしれません。

51角が両取りになって、45飛46歩43飛。下手に何か持ち駒があれば終わりですが。

56金64金、ここは野村先生は65金か銀が正しかったようで、

84角成83歩85馬。馬を作った方が得に見えるのですが、

67金同玉75桂、ではなくて桂を跳ねずに84銀を打っておけば、升田先生は73歩を打たれることがありませんでした。馬か74銀を取れていたでしょう。

58玉84銀73歩。この歩は痛くて

85銀72歩成同玉。普通は85銀を取られて二枚替えなのですが、85銀には67角があるので、まだバランスは保っています。

73歩62玉63歩53玉54金。上手玉は危ないのですが、下手玉も駒を渡すと危ないです。

54同金同歩24金。ここは何かありそうな局面ですが、なんと74銀34金と取り合うのが正解です。後でも出てくる67角47玉55桂同金34角成の筋がありました。

升田先生は67角47玉45桂。45同歩同銀と、34銀をさばいてしまう強い手を選びました。でも68銀とかわされたら難局なのです。

34金55桂。55同金は57桂成同玉34角成の筋。これで上手優勢になりました。

38玉47金39玉57桂不成で詰めろ。

43金同玉41飛42歩まで。

 

玉頭の攻防は一進一退で、100手近く続くのですが、わずかにかわして升田先生が制しました。横から寄せ合う将棋よりも面白いです。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.60 棋譜ファイル ----
開始日時:1939/09/03(日) 00:00:00
終了日時:1939/09/03(日) 00:00:00
棋戦:サンデー毎日
手合割:香落ち 
下手:野村慶虎
上手:升田幸三
手数----指手--
   1 3四歩(33)  
   2 7六歩(77)  
   3 4四歩(43)  
   4 2六歩(27)  
   5 3五歩(34)  
   6 2五歩(26)  
   7 3三角(22)  
   8 1六歩(17)  
   9 3二銀(31)  
  10 1五歩(16)  
  11 4三銀(32)  
  12 4六歩(47)  
  13 3四銀(43)  
  14 4八銀(39)  
  15 3二飛(82)  
  16 6八玉(59)  
  17 6二玉(51)  
  18 7八玉(68)  
  19 7二玉(62)  
  20 5八金(49)  
  21 6二銀(71)  
  22 6八銀(79)  
  23 9四歩(93)  
  24 9六歩(97)  
  25 5四歩(53)  
  26 5六歩(57)  
  27 5二金(41)  
  28 5七銀(68)  
  29 6四歩(63)  
  30 5五歩(56)  
  31 同 歩(54)  
  32 同 角(88)  
  33 6三銀(62)  
  34 8八角(55)  
  35 7四歩(73)  
  36 4七銀(48)  
  37 8二玉(72)  
  38 6八金(69)  
  39 7二金(61)  
  40 5六銀(47)  
  41 7三桂(81)  
  42 5五歩打    
  43 5三金(52)  
  44 4七金(58)  
  45 5二歩打    
  46 6六歩(67)  
  47 8四歩(83)  
  48 7七桂(89)  
  49 2二飛(32)  
  50 6五歩(66)  
  51 同 歩(64)  
  52 同 桂(77)  
  53 同 桂(73)  
  54 同 銀(56)  
  55 6四歩打    
  56 5六銀(65)  
  57 7五歩(74)  
  58 6六角(88)  
  59 7六歩(75)  
  60 6七金(68)  
  61 2四歩(23)  
  62 7六金(67)  
  63 2五歩(24)  
  64 2七歩打    
  65 7四銀(63)  
  66 9五歩(96)  
  67 同 歩(94)  
  68 8四角(66)  
  69 8三歩打    
  70 6六角(84)  
  71 7五歩打    
  72 同 角(66)  
  73 6三桂打    
  74 8六角(75)  
  75 7五歩打    
  76 6六金(76)  
  77 8四歩(83)  
  78 5九角(86)  
  79 8三金(72)  
  80 6七桂打    
  81 4二飛(22)  
  82 6五歩打    
  83 同 歩(64)  
  84 同 銀(56)  
  85 6四歩打    
  86 7四銀(65)  
  87 同 金(83)  
  88 7六歩打    
  89 同 歩(75)  
  90 7五歩打    
  91 7三金(74)  
  92 7六金(66)  
  93 4五歩(44)  
  94 同 歩(46)  
  95 6五銀打    
  96 同 金(76)  
  97 同 歩(64)  
  98 7四銀打    
  99 7二金(73)  
 100 4四銀打    
 101 7六金打    
 102 3三銀成(44)
 103 同 桂(21)  
 104 5一角打    
 105 4五飛(42)  
 106 4六歩打    
 107 4三飛(45)  
 108 5六金(47)  
 109 6四金(53)  
 110 8四角成(51)
 111 8三歩打    
 112 8五馬(84)  
 113 6七金(76)  
 114 同 玉(78)  
 115 7五桂(63)  
 116 5八玉(67)  
 117 8四銀打    
 118 7三歩打    
 119 8五銀(84)  
 120 7二歩成(73)
 121 同 玉(82)  
 122 7三歩打    
 123 6二玉(72)  
 124 6三歩打    
 125 5三玉(62)  
 126 5四金打    
 127 同 金(64)  
 128 同 歩(55)  
 129 4二玉(53)  
 130 2四金打    
 131 6七角打    
 132 4七玉(58)  
 133 4五桂(33)  
 134 3四金(24)  
 135 5五桂打    
 136 3八玉(47)  
 137 4七金打    
 138 3九玉(38)  
 139 5七桂(45)  
 140 4三金(34)  
 141 同 玉(42)  
 142 4一飛打    
 143 4二歩打    
 144 投了        
まで143手で上手の勝ち

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升田将棋問題集20220727

2022-07-27 | 升田将棋研究

負けましたが、上手の升田先生の手を考えます。

第1問

 

下手の37角も良い構想ですが、好手で返します。

A 86歩  B 46桂  C 64桂

 

第2問

 

この手(と3手目)はびっくりします。

A 85歩  B 75歩  C 65歩

 

第3問

 

下手の65桂は攻防でした。

A 67銀成  B 42歩  C 21玉

 

第4問

 

言われたらわかるのですが、即詰みがあります。

 

第5問

 

即詰みを逃して別の筋で詰めろをかけました。下手を持って、長い即詰みがあります。

 

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升田将棋研究(55);角落ち(大山康晴)

2022-07-27 | 升田将棋研究

今日の棋譜20220727

1939年7月、大山康晴先生と木見会です。データはその他の棋戦ではなくて席上対局になっていますが、大山全集には自戦記があり、木見一門会だと。5連勝して兄弟子に胸を借りたという形です。角落ちでは下手が厳しいだろうと言われていたとか。升田六段、大山二段です。

大山先生は矢倉定跡を選びます。

升田先生は棒金から

7筋の歩を交換します。上手は5~7筋の歩をいくつか交換して待つのが普通です。

大山先生は9筋を受けずに玉を入城します。

この時代には47銀37桂の形が定跡化されていたようです。江戸時代、天野宗歩先生のころにはありませんでした。平手の相矢倉でこの形が出てくるのはいつでしょうか。

下手の攻めは35歩同歩45歩。歩の突き捨ては4筋が先もあったでしょう。上手は45同桂の変化。

45同桂同歩35角34歩。角を引くのは、目標物があるほうが良いので右に引く方が正しいはずです。17もありそうですし、あえて左に引いても悪いわけでもないですが、

26角は常識的です。飛先が止まるのが気に入りませんが。さて升田先生は65歩の攻め合いです。受けきりにはできませんから。

37角に64桂。変わった感じがしますが、良い手に見えます。

65歩同桂66桂。大山先生の66桂のほうが違和感があります。でも74金を移動させて

84金55歩は働いた感じです。どこかで77銀を取られるのが気に入りませんが。

55同歩54歩44銀46歩。46同歩同銀45歩55銀と進めば成功です。下手が悪くはないはず。

77桂成同桂86歩同歩87歩。角落ちの矢倉定跡は、上手に玉頭から攻められるので勝ちにくいと思います。応対を間違えないだけの棋力があれば良いのですが。

87同金85歩同歩65歩。升田先生の技が冴えています。65同桂86歩同金85金は上手よしでしょう。

84歩66歩同金、ちょっと損をしたようでも

86歩同金74桂。受けのない両取りがあって、上手有利でもおかしくないです。

45歩56桂

44歩同金53歩成78銀。78同飛と取って勝てるのは強い下手です。

大山先生は65桂と跳ねた、とん死筋を減らそうということだったでしょうか。33歩同銀43金と攻めることもできるので攻防の手です。対して升田先生は21玉の早逃げ。

33歩12玉。秘術を尽くした攻防です。角落ちの差は残っているので下手が厚いかな。

32歩成同飛68歩。大山先生は攻め将棋だったけれど、升田先生の影響で受け将棋に変わっていったとか。67銀成を防ぎ、ずいぶん受けやすくなったでしょう。77玉~66玉のルートもありますし。

72飛に77玉は予定通り。

87金同金同銀成。ここでの応手が問題で、66玉か67玉と逃げておくのが正しいのです。

87同玉86歩

77玉76飛67玉までは必然でしたが、升田先生は45金で詰めろ。この局面に見覚えがあります。何かの観戦記(物語)で見たのだと思います。大山全集の自戦記には言及がありませんが、45金では77飛成同玉76金から詰んでいました。升田先生は勝ちが見えると気が抜けてうっかり、という後年のパターンがあり、その始まりだったのです。体力が無いとままあることですが、若いころには珍しかったはず。相手が・・・という運命論のようなものがあります。

さて後手玉が詰むかどうかです。23飛成から入るほうがやさしかったようですが、

21銀同玉32金同玉33歩。銀金2枚を捨てるのが心細いですが、33同玉は43金、33同銀は21銀から。

21玉32銀12玉23銀成

23同銀同飛成同玉32銀

24玉25歩同玉26歩24玉23金35玉27桂まで。

 

下手の完勝と言いたいところですが、上手もうまく指していて一手違いです。大山先生がとん死を逃れていたとして、どう指すかというのも簡単ではないでしょう。好局でした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.60 棋譜ファイル ----
開始日時:1939/07/00( ) 00:00:00
棋戦:席上対局
手合割:角落ち 
下手:大山康晴
上手:升田幸三
手数----指手--
   1 8四歩(83)  
   2 7六歩(77)  
   3 8五歩(84)  
   4 7七角(88)  
   5 6二銀(71)  
   6 7八銀(79)  
   7 5四歩(53)  
   8 5六歩(57)  
   9 6四歩(63)  
  10 6六歩(67)  
  11 7二金(61)  
  12 5八金(49)  
  13 9四歩(93)  
  14 6七金(58)  
  15 7四歩(73)  
  16 6八角(77)  
  17 5三銀(62)  
  18 7七銀(78)  
  19 4四歩(43)  
  20 4六歩(47)  
  21 4二玉(51)  
  22 7八金(69)  
  23 3二玉(42)  
  24 4八銀(39)  
  25 1四歩(13)  
  26 1六歩(17)  
  27 4二金(41)  
  28 2六歩(27)  
  29 7三金(72)  
  30 2五歩(26)  
  31 8四金(73)  
  32 6九玉(59)  
  33 7五歩(74)  
  34 同 歩(76)  
  35 同 金(84)  
  36 7六歩打    
  37 7四金(75)  
  38 2四歩(25)  
  39 同 歩(23)  
  40 同 飛(28)  
  41 2三歩打    
  42 2八飛(24)  
  43 4三金(42)  
  44 7九玉(69)  
  45 3四歩(33)  
  46 3六歩(37)  
  47 7三桂(81)  
  48 8八玉(79)  
  49 9五歩(94)  
  50 4七銀(48)  
  51 2二銀(31)  
  52 3七桂(29)  
  53 3三桂(21)  
  54 3五歩(36)  
  55 同 歩(34)  
  56 4五歩(46)  
  57 同 桂(33)  
  58 同 桂(37)  
  59 同 歩(44)  
  60 3五角(68)  
  61 3四歩打    
  62 2六角(35)  
  63 6五歩(64)  
  64 3七角(26)  
  65 6四桂打    
  66 6五歩(66)  
  67 同 桂(73)  
  68 6六桂打    
  69 8四金(74)  
  70 5五歩(56)  
  71 同 歩(54)  
  72 5四歩打    
  73 4四銀(53)  
  74 4六歩打    
  75 7七桂成(65)
  76 同 桂(89)  
  77 8六歩(85)  
  78 同 歩(87)  
  79 8七歩打    
  80 同 金(78)  
  81 8五歩打    
  82 同 歩(86)  
  83 6五歩打    
  84 8四歩(85)  
  85 6六歩(65)  
  86 同 金(67)  
  87 8六歩打    
  88 同 金(87)  
  89 7四桂打    
  90 4五歩(46)  
  91 6六桂(74)  
  92 4四歩(45)  
  93 同 金(43)  
  94 5三歩成(54)
  95 7八銀打    
  96 6五桂(77)  
  97 2一玉(32)  
  98 3三歩打    
  99 1二玉(21)  
 100 3二歩成(33)
 101 同 飛(82)  
 102 6八歩打    
 103 7二飛(32)  
 104 7七玉(88)  
 105 8七金打    
 106 同 金(86)  
 107 同 銀成(78)
 108 同 玉(77)  
 109 8六歩打    
 110 7七玉(87)  
 111 7六飛(72)  
 112 6七玉(77)  
 113 4五金(44)  
 114 2一銀打    
 115 同 玉(12)  
 116 3二金打    
 117 同 玉(21)  
 118 3三歩打    
 119 2一玉(32)  
 120 3二銀打    
 121 1二玉(21)  
 122 2三銀成(32)
 123 同 銀(22)  
 124 同 飛成(28)
 125 同 玉(12)  
 126 3二銀打    
 127 2四玉(23)  
 128 2五歩打    
 129 同 玉(24)  
 130 2六歩打    
 131 2四玉(25)  
 132 2三金打    
 133 3五玉(24)  
 134 2七桂打    
 135 投了        
まで134手で下手の勝ち

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升田将棋問題集20220726

2022-07-26 | 升田将棋研究

先手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

この角にはちょっと助かったでしょうか。

A 25桂  B 46角  C 48飛

 

第2問

 

平凡ですが、大事な手です。

A 79玉  B 36歩  C 46角

 

第3問

 

ぴったり寄っています。

A 24歩  B 24金  C 62角成

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升田将棋研究(54);相掛り(神前光三)

2022-07-26 | 升田将棋研究

今日の棋譜20220726

1939年6月、神前光三先生とサンデー毎日です。

また76歩84歩26歩からのスタートで

横歩を取らずに相掛り、互いに下段飛車です。

5筋を突き合う相掛りが流行のようで、升田先生の46銀に、神前先生は44歩。35歩には45歩しかなさそうですが、受かるのかなあ? 45同銀88角成同銀42飛46歩、47角を打つ余地もあって、何とかなるようです。

55歩42銀上35歩43銀。升田先生は単に35歩は危ないと見て、5筋も絡めます。

34歩同銀24歩

24同歩同飛23金28h24歩までは1セット。

54歩同銀55銀

55同銀同角64銀。これは早繰り銀をさばいて、後手に銀を使わせたということになります。まあまあ成功でしょう。

77角32玉68銀52金58飛。2筋は手厚いから中飛車へ。

43銀66歩54歩65歩。取れば銀ばさみですが、指し過ぎな感じはします。

73銀28飛。73銀はちょっとありがたかったでしょうか。2筋が薄くなったので飛を戻ります。

34歩46歩64歩、64同歩はマイナスでしょう。攻めねばなりませんが、45歩(同歩22角成同玉44歩のねらい)だと思ったら

15銀33角25歩。角交換にはしにくかったのでしょうか。

25同歩24歩22金。次に14歩で銀が死にます。

37桂(14歩25桂)はこの一手でしょう。45歩を突かれて

45同歩に14歩だと33角成同桂44歩同銀71角の筋でしたが、62飛62角成同銀で銀取りが残って苦労したかも。神前先生は71角を嫌って62銀でした。

58金77角成

77同銀36角。角を打たないで14歩25桂15歩33歩同桂同桂成同金とか、後手が指せているようにも見えましたが。

25桂27歩48飛。受けたはずが25桂を跳ねられています。25角44歩ではまずいので

47歩同金25角。歩切れでも桂得にはなりました。

36歩65歩26銀。角を取られなければ悪くはなさそうですが、

14角16歩66歩68歩に、41玉(ここしかないのが嫌な感じ)15歩32角と逃げるのではなくて、33桂。これは危ないのでは。

15歩25角に56歩は助かりました。23角同金同歩成同玉44歩同銀25銀同桂41角の筋(どの手順が最善かは不明)でつぶれていました。

73桂46角。角の働きに差があります。早く25銀同桂と取ってもらえれば、一応二枚替えを主張するのですが。ここで何を指すかは難しいのですが、

軽く75歩同歩84飛というのが、神前先生の敗着でしょう。

25銀同桂95角。81飛のほうがましでしたが、

83飛74歩65桂73歩成。二枚替えを主張することはできません。

39銀58飛77桂不成同桂49銀。59飛に何を指すつもりかわかりませんが、

升田先生は83と58銀成同玉。先手玉はまだ安全なので、これが速いと見ました。

76歩23銀。46角を打った時からのねらい筋です。

23同金同歩成同玉21飛22銀62角成。これが詰めろで、

62同金と取っても、24銀32玉22飛成まで。

 

升田先生の仕掛けがうまくいったというわけでもないのですが、神前先生としても受け方には迷います。小さな失敗が重なって、つぶされてしまいました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.60 棋譜ファイル ----
開始日時:1939/06/11(日) 00:00:00
棋戦:サンデー毎日
戦型:相掛かり
手合割:平手  
先手:升田幸三
後手:神前光三
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 2六歩(27)  
   4 8五歩(84)  
   5 2五歩(26)  
   6 3二金(41)  
   7 7八金(69)  
   8 8六歩(85)  
   9 同 歩(87)  
  10 同 飛(82)  
  11 2四歩(25)  
  12 同 歩(23)  
  13 同 飛(28)  
  14 2三歩打    
  15 2八飛(24)  
  16 8二飛(86)  
  17 8七歩打    
  18 6二銀(71)  
  19 4八銀(39)  
  20 4一玉(51)  
  21 6九玉(59)  
  22 3四歩(33)  
  23 5六歩(57)  
  24 5四歩(53)  
  25 5七銀(48)  
  26 5三銀(62)  
  27 3六歩(37)  
  28 7四歩(73)  
  29 4六銀(57)  
  30 4四歩(43)  
  31 5五歩(56)  
  32 4二銀(31)  
  33 3五歩(36)  
  34 4三銀(42)  
  35 3四歩(35)  
  36 同 銀(43)  
  37 2四歩打    
  38 同 歩(23)  
  39 同 飛(28)  
  40 2三金(32)  
  41 2八飛(24)  
  42 2四歩打    
  43 5四歩(55)  
  44 同 銀(53)  
  45 5五銀(46)  
  46 同 銀(54)  
  47 同 角(88)  
  48 6四銀打    
  49 7七角(55)  
  50 3二玉(41)  
  51 6八銀(79)  
  52 5二金(61)  
  53 5八飛(28)  
  54 4三銀(34)  
  55 6六歩(67)  
  56 5四歩打    
  57 6五歩(66)  
  58 7三銀(64)  
  59 2八飛(58)  
  60 3四歩打    
  61 4六歩(47)  
  62 6四歩(63)  
  63 1五銀打    
  64 3三角(22)  
  65 2五歩打    
  66 同 歩(24)  
  67 2四歩打    
  68 2二金(23)  
  69 3七桂(29)  
  70 4五歩(44)  
  71 同 歩(46)  
  72 6二銀(73)  
  73 5八金(49)  
  74 7七角成(33)
  75 同 銀(68)  
  76 3六角打    
  77 2五桂(37)  
  78 2七歩打    
  79 4八飛(28)  
  80 4七歩打    
  81 同 金(58)  
  82 2五角(36)  
  83 3六歩打    
  84 6五歩(64)  
  85 2六銀(15)  
  86 1四角(25)  
  87 1六歩(17)  
  88 6六歩(65)  
  89 6八歩打    
  90 3三桂(21)  
  91 1五歩(16)  
  92 2五角(14)  
  93 5六歩打    
  94 7三桂(81)  
  95 4六角打    
  96 7五歩(74)  
  97 同 歩(76)  
  98 8四飛(82)  
  99 2五銀(26)  
 100 同 桂(33)  
 101 9五角打    
 102 8三飛(84)  
 103 7四歩(75)  
 104 6五桂(73)  
 105 7三歩成(74)
 106 3九銀打    
 107 5八飛(48)  
 108 7七桂(65)  
 109 同 桂(89)  
 110 4九銀打    
 111 8三と(73)  
 112 5八銀成(49)
 113 同 玉(69)  
 114 7六歩打    
 115 2三銀打    
 116 同 金(22)  
 117 同 歩成(24)
 118 同 玉(32)  
 119 2一飛打    
 120 2二銀打    
 121 6二角成(95)
 122 同 金(52)  
 123 2四銀打    
 124 3二玉(23)  
 125 2二飛成(21)
 126 投了        
まで125手で先手の勝ち

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升田将棋問題集20220725

2022-07-25 | 升田将棋研究

下手の升田先生の手を考えます。

第1問

 

当然の筋ですが、うまくいくかどうか読んでみましょう。

A 24歩  B 46歩  C 26銀

 

第2問

 

何かありそうな局面です。平凡でも良さそうですが。

A 53角成  B 54歩  C 32歩

 

第3問

 

こんな手が。

A 23銀  B 31歩成  C 51飛成

 

第4問

 

ここに目が行けば負けることはないでしょう。

A 52金  B 51と  C 64金

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升田将棋研究(53);香落ち(村上真一)

2022-07-25 | 升田将棋研究

今日の棋譜20220725

1939年4月、村上真一先生とサンデー毎日です。

升田先生が76歩を保留していたので鳥刺しを考えていたのでしょう。上手の53銀型はその対策だったのかも。ここで76歩を突いて

44歩16歩12飛、上手は一間飛車ですが、53銀型は珍しいということに。

升田先生は引き角です。鳥刺しはあきらめたのですが、最初からの方針でしょうか。

村上先生の44銀というのが失敗です。浮き駒ができてしまったので、

24歩同歩同角に22飛51角成28飛成同銀51金引という形が自信なし。なので22飛ではなくて33銀と受けたのですが、元は53にいた銀ですから、かなりのマイナスです。

68角24歩66銀。升田先生は中央に目を向けます。

64歩55歩53金。この53金は村上先生の失敗の元です。63のほうが良かった。

35歩同歩58飛。もう5筋が受からなそうで、ならば64歩63金を予定して44銀と受けるくらいだったでしょう。

63玉35角。玉で受けるのは大駒落ちの感覚ですが、中央が危ないです。

62銀32歩。32同飛は53角成同銀43金22飛53金同玉54歩でつぶれます。

34銀53角成

53同銀54歩同銀44金

43銀左同金同銀23銀。飛が詰んでしまいました。

12飛22銀成65歩77銀。升田先生は駒得が約束されているので銀を引き上げます。飛を取れば53飛打があるので、33角11成銀同角は利きません。

54歩11成銀33桂。角と飛銀の交換で大きな駒得ですが、11成銀37銀29桂19香は働いていないからまだ大変なのかも。

31歩成25桂23飛。33歩には41と です。53金にも41と73角42と など。

37桂不成に、思い切って43飛成

53金13竜49桂成。駒得はほとんど消えてしまいました。でも玉の堅さ(遠さ)は大きな差があります。

44銀33歩

53銀成同玉412と。と金が使えるのが大きくて

84角33竜62玉54飛。二枚飛車で寄せるのは簡単でしょう。と金を使えば攻め駒は4枚あります。

72玉42流62銀51と。これで攻めが切れることがなくなり

71金61金63銀打

53飛成64角。ちょっと面倒なようですが、

71金同玉63竜まで。簡単でした。72金には64竜が安全です。

 

香落ちに引き角は優秀な戦法なのですが、53銀型の軽い振り飛車にはどうでしょうか。下手が攻めると軽くさばかれそうです。村上先生は全部受けようとして失敗していますが、振り飛車党ならば柔軟な受けを見つけられるでしょう。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.60 棋譜ファイル ----
開始日時:1939/04/23(日) 00:00:00
終了日時:1939/04/23(日) 00:00:00
棋戦:サンデー毎日
手合割:香落ち 
下手:升田幸三
上手:村上真一
手数----指手--
   1 3四歩(33)  
   2 2六歩(27)  
   3 5四歩(53)  
   4 2五歩(26)  
   5 3三角(22)  
   6 5六歩(57)  
   7 4二銀(31)  
   8 4八銀(39)  
   9 5三銀(42)  
  10 7六歩(77)  
  11 4四歩(43)  
  12 1六歩(17)  
  13 1二飛(82)  
  14 6八玉(59)  
  15 6二玉(51)  
  16 7八玉(68)  
  17 7二玉(62)  
  18 6八銀(79)  
  19 5二金(41)  
  20 3六歩(37)  
  21 5一角(33)  
  22 1五歩(16)  
  23 9四歩(93)  
  24 7九角(88)  
  25 4五歩(44)  
  26 7七銀(68)  
  27 7四歩(73)  
  28 3七銀(48)  
  29 4四銀(53)  
  30 2四歩(25)  
  31 同 歩(23)  
  32 同 角(79)  
  33 3三銀(44)  
  34 6八角(24)  
  35 2四歩打    
  36 6六銀(77)  
  37 6四歩(63)  
  38 5五歩(56)  
  39 5三金(52)  
  40 3五歩(36)  
  41 同 歩(34)  
  42 5八飛(28)  
  43 6三玉(72)  
  44 3五角(68)  
  45 6二銀(71)  
  46 3二歩打    
  47 3四銀(33)  
  48 5三角成(35)
  49 同 銀(62)  
  50 5四歩(55)  
  51 同 銀(53)  
  52 4四金打    
  53 4三銀(34)  
  54 同 金(44)  
  55 同 銀(54)  
  56 2三銀打    
  57 1一飛(12)  
  58 2二銀成(23)
  59 6五歩(64)  
  60 7七銀(66)  
  61 5四歩打    
  62 1一成銀(22)
  63 3三桂(21)  
  64 3一歩成(32)
  65 2五桂(33)  
  66 2三飛打    
  67 3七桂(25)  
  68 4三飛成(23)
  69 5三金打    
  70 1三龍(43)  
  71 4九桂成(37)
  72 4四銀打    
  73 3三歩打    
  74 5三銀成(44)
  75 同 玉(63)  
  76 4一と(31)  
  77 8四角(51)  
  78 3三龍(13)  
  79 6二玉(53)  
  80 5四飛(58)  
  81 7二玉(62)  
  82 4二龍(33)  
  83 6二銀打    
  84 5一と(41)  
  85 7一金(61)  
  86 6一金打    
  87 6三銀打    
  88 5三飛成(54)
  89 6四角打    
  90 7一金(61)  
  91 同 玉(72)  
  92 6三龍(53)  
  93 投了        
まで92手で下手の勝ち

 

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升田将棋問題集20220724

2022-07-24 | 升田将棋研究

後手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

この手が利いて、後手の作戦勝ちが確定します。

A 75同銀  B 76歩  C 73桂

 

第2問

 

56歩68銀(57から)も入りました。次の方針は?

A 55角  B 64銀  C 85歩

 

第3問

 

先手の粘りも無効化します。

A 54角  B 72飛  C 67歩成

 

第4問

 

好き放題に指して優勢になります。

A 75金  B 66銀  C 77歩成

 

第5問

 

これが投了図ですが、詰めろの確認、76同玉、76同銀とも詰むことの確認を。

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升田将棋研究(52);相掛り(畝美与吉)

2022-07-24 | 升田将棋研究

今日の棋譜20220724

1939年4月、畝美与吉先生とサンデー毎日です。

76歩を突いてから相掛りにするのは、現代感覚だと少し損ですが(今の相掛りならば構わないのかも)、

(26飛とするならば少しわかるけれど)、横歩を取らず、互いに引き飛車で収まりました。

5筋を突き合う相掛りで、ここまでは先後同型です。

52金46銀。ここで44歩~43金や44銀の受けが出てきましたが、

升田先生は14歩35歩同歩同銀88角成。手損ですが後手が悪いこともないでしょう。

88同銀22銀46銀。先手の銀は戻っていきます。

二枚銀を繰り出して、先手の攻勢は続きますが、「歩越し銀には歩で対抗」という将棋格言があります。

5筋の歩も切られますが、

65歩77銀が入りました。65同銀は45歩同銀55角の筋でした。

升田先生の銀は歩内銀、前に進みます。畝先生は攻勢だったはずが、銀2枚を引き上げています。

升田先生が攻める番で、75歩から

75同歩76歩、76同銀は94角があるので88銀。これで後手の作戦勝ちです。

畝先生の反撃は74歩~22歩。22同銀には何があったのかわかりません。

22同玉ならば41角で

32歩73歩成同銀96角成。馬を作ってどうか、なのですが、3歩持っているので1歩損は構わないとして、この馬が働くかどうか。

56歩68銀(56同銀は39角38飛48角成同飛57金)、先手の金銀は8段目、後手の金銀は3段目に並んでいます。

64銀86歩55銀87馬。ここから76歩を取って、壁銀を直せれば。でも中央を押さえられていて、

66歩(39角38飛48角成同飛57金のねらい)58歩54角。升田先生は自陣角を打って抑え込みを徹底します。

25飛64金66歩34金。升田先生の金は前に出てきます。

28飛75金37桂86金。98馬87歩同銀77歩成は攻めつぶせそうです。

86同馬同飛87歩82飛。先手の主張であった馬が消えました。後手優勢として良いでしょう。32歩の形がしっかりしていて、後手玉のほうが金銀が少なくても堅く見えます。堅いというよりは広いのでしょう。65金を打たれても、65同角同歩66歩~67金で勝てるでしょう。65同角同歩67歩同銀66歩76銀75歩でも良いかもしれません。

45歩に67歩同金65歩は攻防で、

65同歩66歩76金35角。歩切れになったけれど67歩成があって

78金45歩。畝先生は駒損で粘っているので、長くなっても勝ち目は薄いです。

86歩46歩45歩73桂。この桂跳ねも利くのですか。77桂には67歩成同金66歩同金寄同銀同金47歩成同金86飛~68角成同玉88飛成で決まります。

36歩53角74歩

65桂73歩成81飛63と

31角64歩57桂成。と金を使い、31角の利きを止めましたが、両取りで桂を成られます。

57同歩76角77銀左43角。角桂交換を と金の存在でカバー、は無理そうです。

35歩同金44歩同銀引56歩。単に76歩では冴えないので、ちょっと工夫して76歩に66銀の形を作りました。

36金45歩35銀25桂。後手の金銀は上ずって、右桂を使えた、のですが24銀上に33歩を打っても効果がないです。

24銀上に37歩。駒を寄こせ、です。

47金36歩47金同歩成

44金25角34桂。これで後手玉を寄せられるならば良いのですが、今のところ攻め駒は3枚くらい。歩切れで22歩も打てません。

12玉53と、と金を使うくらいでしたが、87歩は(58金が詰めろで)2手すきです。

87同金95桂88玉

57と(同銀は67歩成)96歩

87桂成同玉68と同飛。金銀4枚持たれているので、67銀とか67金とかでもだめでしょう。

升田先生の寄せは34角同金75桂

76玉74金で詰めろ。43角は攻防で詰めろ逃れですが、後手玉は2手すき、32角成とされても22金の受けがあります。

67歩成同飛同桂成同玉57金。取れば47飛から詰みます。

78玉48飛87玉65歩で詰めろ。

79桂67歩まで。詰めろですし、どちらで取っても詰むのですね。ご確認を。詰まさなくても勝ちですが。

 

序盤で畝先生が攻めていたはずですが、いつの間にか攻守が逆転して、升田先生が攻めています。先手の駒が下がり、後手の駒が前に出ていく、その対比が鮮やかでした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.50 棋譜ファイル ----
開始日時:1939/04/09(日) 00:00:00
終了日時:1939/04/09(日) 00:00:00
棋戦:サンデー毎日
手合割:平手  
先手:畝美与吉
後手:升田幸三
先手省略名:畝
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 2六歩(27)  
   4 8五歩(84)  
   5 2五歩(26)  
   6 3二金(41)  
   7 7八金(69)  
   8 8六歩(85)  
   9 同 歩(87)  
  10 同 飛(82)  
  11 2四歩(25)  
  12 同 歩(23)  
  13 同 飛(28)  
  14 2三歩打    
  15 2八飛(24)  
  16 8二飛(86)  
  17 8七歩打    
  18 6二銀(71)  
  19 4八銀(39)  
  20 4一玉(51)  
  21 5六歩(57)  
  22 5四歩(53)  
  23 5七銀(48)  
  24 3四歩(33)  
  25 6九玉(59)  
  26 5三銀(62)  
  27 3六歩(37)  
  28 5二金(61)  
  29 4六銀(57)  
  30 1四歩(13)  
  31 3五歩(36)  
  32 同 歩(34)  
  33 同 銀(46)  
  34 8八角成(22)
  35 同 銀(79)  
  36 2二銀(31)  
  37 4六銀(35)  
  38 4四歩(43)  
  39 7七銀(88)  
  40 4三金(32)  
  41 6六銀(77)  
  42 3二玉(41)  
  43 7九玉(69)  
  44 6四歩(63)  
  45 5五歩(56)  
  46 同 歩(54)  
  47 同 銀(46)  
  48 5四歩打    
  49 4六銀(55)  
  50 6五歩(64)  
  51 7七銀(66)  
  52 7四歩(73)  
  53 4八金(49)  
  54 6四銀(53)  
  55 5七銀(46)  
  56 5三金(52)  
  57 4六歩(47)  
  58 7五歩(74)  
  59 同 歩(76)  
  60 7六歩打    
  61 8八銀(77)  
  62 3三銀(22)  
  63 7四歩(75)  
  64 5五歩(54)  
  65 2二歩打    
  66 同 玉(32)  
  67 4一角打    
  68 3二歩打    
  69 7三歩成(74)
  70 同 銀(64)  
  71 9六角成(41)
  72 5六歩(55)  
  73 6八銀(57)  
  74 6四銀(73)  
  75 8六歩(87)  
  76 5五銀(64)  
  77 8七馬(96)  
  78 6六歩(65)  
  79 5八歩打    
  80 5四角打    
  81 2五飛(28)  
  82 6四金(53)  
  83 6六歩(67)  
  84 3四金(43)  
  85 2八飛(25)  
  86 7五金(64)  
  87 3七桂(29)  
  88 8六金(75)  
  89 同 馬(87)  
  90 同 飛(82)  
  91 8七歩打    
  92 8二飛(86)  
  93 4五歩(46)  
  94 6七歩打    
  95 同 金(78)  
  96 6五歩打    
  97 同 歩(66)  
  98 6六歩打    
  99 7六金(67)  
 100 3五角打    
 101 7八金打    
 102 4五歩(44)  
 103 8六歩(87)  
 104 4六歩(45)  
 105 4五歩打    
 106 7三桂(81)  
 107 3六歩打    
 108 5三角(35)  
 109 7四歩打    
 110 6五桂(73)  
 111 7三歩成(74)
 112 8一飛(82)  
 113 6三と(73)  
 114 3一角(53)  
 115 6四歩打    
 116 5七桂成(65)
 117 同 歩(58)  
 118 7六角(54)  
 119 7七銀(88)  
 120 4三角(76)  
 121 3五歩(36)  
 122 同 金(34)  
 123 4四歩(45)  
 124 同 銀(55)  
 125 5六歩(57)  
 126 3六金(35)  
 127 4五歩打    
 128 3五銀(44)  
 129 2五桂(37)  
 130 2四銀(33)  
 131 3七歩打    
 132 4七金(36)  
 133 3六歩(37)  
 134 同 銀(35)  
 135 4七金(48)  
 136 同 歩成(46)
 137 4四金打    
 138 2五角(43)  
 139 3四桂打    
 140 1二玉(22)  
 141 5三と(63)  
 142 8七歩打    
 143 同 金(78)  
 144 9五桂打    
 145 8八玉(79)  
 146 5七と(47)  
 147 9六歩(97)  
 148 8七桂成(95)
 149 同 玉(88)  
 150 6八と(57)  
 151 同 飛(28)  
 152 3四角(25)  
 153 同 金(44)  
 154 7五桂打    
 155 7六玉(87)  
 156 7四金打    
 157 4三角打    
 158 6七歩成(66)
 159 同 飛(68)  
 160 同 桂成(75)
 161 同 玉(76)  
 162 5七金打    
 163 7八玉(67)  
 164 4八飛打    
 165 8七玉(78)  
 166 6五歩打    
 167 7九桂打    
 168 7六歩打    
 169 投了        
まで168手で後手の勝ち

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升田将棋問題集20220723

2022-07-23 | 升田将棋研究

先手の升田先生の手を考えます。

第1問

後手の33桂を疑問手にします。

A 35銀  B 56角  C 36歩

 

第2問

嫌な端攻めですが、ぴったりした受けがあります。

A 18同飛  B 36角  C 37桂

 

第3問

 

完封します。

A 66歩  B 66金  C 15歩

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