フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

吉澤ひとみの色

2009-07-02 22:00:02 | ハロプロ(ソロ)
 モーニング娘。は今アメリカに行っています。ここ数年、FCハワイツアーか、アジアライブくらいしか海外仕事ないの?という感じだった娘。ですが、メンバーも普段とは違う仕事でやりがいを感じている事でしょうね。
 海外仕事、昔はそれなりにあったと記憶していますが、吉澤リーダー時代を思い返せば、仕事に関してはコンサートツアーの思い出ばかりです。あの二年間は楽しい思い出がたくさんあった印象ですが、その多くはコンサートだったような気がします。それは果たして、モーニング娘。にとって良かったのだろうか?吉澤さん本人は、現場至上主義にシフトしつつあったモーニング娘。の活動をどう感じていたのでしょうか。

 吉澤ひとみさんが先月下旬、テレビ東京の「美女放談」に出演しました。対談の相手は兵藤ゆきさん。
 吉澤さんは、モーニング娘。に入った当初、自分をうまく出せずに悩んでいた事、そこには「アイドルを演じる」自分がいたと語ります。
 そんな葛藤の中、吉澤さんの悩みを見抜いていたかのように、つんくPが「Mr.Moonlight」で吉澤さんをセンターに抜擢、男役を演じさせるという機会を与え、吉澤さんはそこで吹っ切れたと言いました。

 吉澤さんが自分を上手く出せずに悩んでいたというのは、当時に漫画「娘。物語」(懐かしい)でも掛かれていました。スポーツ万能だった筈がダンスレッスンについていけず苦しんだり、可愛く振る舞う事に悩んだり、明るくあっけらかんとしたキャラクター「よっすぃ~」の陰では、悩める少女の姿があったのでした。

 そんな吉澤さんは今、絵を描く事にハマっているそうです。番組中にも何点か紹介していましたが、いわゆる印象派ってやつでしょうか?自分は写真はある程度わかるのですが、絵の知識はあまりないので詳しくはわかりません。ピカソとかダリとか、ああいう系統の絵でした。(絵に詳しい方には、それは違うと怒られそうですが)
 絵のタッチや色使いなど、わかる人が見れば吉澤さんの今の心の様子も判定出来そうですが、素人な私の見た感じでは、色使いに寒色系、特に青が目立つように感じました。それが何を意味するのかはわかりませんが。


 そんな吉澤さんが番組中に語った言葉で印象に残ったのは、アイドルは恋愛してもよいと思うという発言。特に誰がどうとか言う訳ではありませんでしたが、自らが前任者の突然の恋愛スキャンダルでリーダーに就任した経緯があるだけに、その言葉には軽々しくない深い重量を伴っているような気がしました。それは、言葉の表層をなぞって、アイドル恋愛論とかかざすのが躊躇われるような重さ。


 もっとも、当の吉澤さん本人は先日のワンマンライブで、「梨華ちゃん?好きですよ。愛してますよ」とファンの質問に答えてリップサービスしていたりする訳なんですけどね。

 アイドルと恋愛。モーニング娘。と恋愛。そして、何故ハロプロの中ではモーニング娘。だけが、恋愛スキャンダルで脱退したりと厳しい対応をとっているのか?それは本当にファンが望むやり方なのか?ふと考えてしまった梅雨の夜でした。
 自分も絵を描いてみようかなと急に思いました。どんな色使いになるでしょうか。
コメント (3)
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