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フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

「アルバムとC/W曲を語ろう」 ~モーニング娘。「レインボーピンク」の巻~

2009-07-27 21:06:00 | ハロプロ(娘。)

 バラエティ番組にソロで出演を続ける、さゆこと道重さゆみさん。そんなさゆに、娘。の他ヲタからは「なんでさゆばっかり?」と不満の声も出始めている模様。
 でも、モーニング娘。のチーフマネージャーが数ヶ月前に語っていた内容では、これからの娘。は各メンバーの適性に合わせたソロ活動が増えていくようなので、さゆ以外のメンバーも色々な場所での活躍が見られる事でしょう。
 そんな流れを受けて、今回はさゆのバラエティ適性はどうなのかという視点から、過去の曲を分析してみたいと思います。

 四月に第一回目の記事を書いて以来となる「アルバムとC/W曲を語ろう」シリーズ。そんな企画があったのか?と言われてしまいそうですが、モーニング娘。、Berryz工房、℃-uteなどのアルバム曲とC/W曲を取り上げていく不定期連載です。ちなみに、第一回目は「この曲」でした。
 今回取り上げるのは、モーニング娘。の7thアルバム「レインボーセブン」に収録されている「レインボーピンク」です。歌うは、しげピンク こはっピンク。つまり、さゆ&小春。

【LIVE】 Rainbow Pink - Morning Musume [HD]


 ハロプロの曲には台詞入りの曲がチラホラ見受けられますが、台詞の部分は大抵評判が良くない。新曲に台詞が入っていると、「なんだ台詞入りか」とガッカリした経験のある方も少なくないと思います。
 この曲は台詞からスタートします。早送りしたくなった人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。この台詞の部分は、その後の活躍を示唆しているのです。さゆではありません(残念)。小春です。
 特にCD版を聴いてみるとわかりやすいのですが、小春のオーバーな演技力。これはまさに、その後月島きらりとして活躍する姿が見えてきます。アニメは少々オーバーなくらいが良いと言えますから。
 では、さゆは? 当時これを聴いて私は、「ああ、さゆは女優仕事のオファーは来ないかもしれない」と思ったのでした(涙)。

 ならば、歌はどうなのか?
 歌は、まあ「どっちも同レベル」という事で(苦笑)。
 でも、同レベルだからこそバランスが良いとも言えるのです。歌に限らず、結構共通点のあるさゆ&小春、身長も同じくらい。二人とも色白。二人ともピンクが好きなピンクキャラ。そして、二人は「教育係と新人」という師弟関係。何とも絶妙なバランス。
 しかも、ダンスレッスンでうまくいかず落ち込む教育係を新人が励ますという師弟関係でした。さすがミラクルルーキー小春。小春凄い。

 結局、小春絶賛になってしまいました。さゆのバラエティ適性の分析はどこへやら(笑)。

 この曲は、娘。では珍しくヘッドセットマイクを使い、二人は切れ目なく踊りながら歌います。踊りが楽しいので、「レインボーセブン」ツアーでは、さゆパートを見よう見まねで振りコピしたものです。
 実はそのダンスに、さゆの良さがよく出ています。決して上手くはないんだけれど、常に一所懸命。技術的なもので魅せるプロではなく、そのひたむきさで魅せる高校スポーツのような良い意味でのアマチュアリズムな魅力。それが道重さゆみさんです。

 さゆがバラエティ番組で、持ち前の頭の回転の速さを武器にナルシストキャラを徹底している姿。その徹底っぷりこそ、常に一所懸命な道重さゆみ的アマチュアリズムなのではないかと思います。つまり、ちゃんとバラエティ番組でも自身の持ち味は出せているという事。たとえ視聴者が「この子ウザイ」と思ったとしても、徹底して自分のキャラを表現する。これが道重流。

 では、小春はどうなのか?無意識のうちに、こはっピンクにも、月島きらりにも変身出来る小春はまさに、ハイテンション千両役者。この小春の持っている味も、さゆとは違う方向性でバラエティ方面で活かせるように思います。今後の展開に期待。

 絶妙なバランスの組み合わせと個性が重なりあった「しげピンク&こはっピンク」コンビでしたが、二作目以降は大きなインパクトは残せず、結局三作までで自然消滅しました。
 ミニモニ。もそうでしたが、一作目のインパクトが絶大で、そこで完成されてしまったケースと言えそうです。

 二作目  三作目 (自分は結構この二曲も好きだったりします)

 でも、いつの日か二人がソロとして大成功を収めた時。もう一度このコンビの新曲を観てみたい気もします。多分、良い意味であまり変わっていない二人が観られそうです。何しろ、上に貼った動画も三年前の春ツアーのものなのですから。改めて観ながら、そのフレッシュさを今も持っている二人に驚くばかりです。

コメント (3)
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