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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

青春スタンダードな映像 ~「ぁまのじゃく」PV~

2009-07-28 21:43:31 | ハロプロ(スマ アン)

 先日、S/MILEAGEのインディーズデビューシングル「ぁまのじゃく」のPVが公開されました。もう観た方もいると思いますが貼っておきます。

ぁまのじゃく  S/MILEAGE

 パッと見はアイドルPVにありがちな学園ものであり、制服もの。それだけで十分な方もいるとは思いますが(苦笑)、せっかくの1stシングル、プラスαが欲しいところ。そんな事を思いながら見続けていました。最後まで観た結果、プラスαはあったのか?
 「あったよ!プラスαあったよ!」
 と、どっかで聞いた誰かの台詞みたいな気分で感想を。

 プラスαその1 「メンバーが皆、成長して可愛くなった」

 ビックリしたのは、オガサキちゃん(私は、サキチィーというニックネームが苦手なのでオガサキちゃんと書かせていただきます)。ちょっと見ないうちに、こんなに大人っぽくなっているなんて!(先月、真野ちゃんコンで会ってますがな笑)

 自分のイメージは、新人公演やエッグデリバリーステーションで、萩原マイマイさん風な雰囲気でステージに立つオガサキちゃんで印象が止まっているので、このPVで大人びた表情を見せるオガサキちゃんが新鮮。別な人にさえ見えます。
 それにしても、オガサキちゃんも色黒ですね。あやちょと変わらないカンジ。

 そして、可愛いと言えば福田花音。花音もだいぶ垢抜けた雰囲気になってきました。これがデビューマジックというやつか。自信は人を輝かせる。あとは身長だけだね花音。


 更に驚くのは、和田あやちょ彩花の洗練されたルックス。この子はスポーツ少女で、見た目の感じも「部活で部長やってます」的な快活な雰囲気がある。イメージする季節がまさに「夏」。

 そういえば、真野ちゃんのバックで「なつ、なつ、なつ」とゆらゆらダンスにエビ反りダンスしてる時も、不思議とあやちょばかりに目が行くのでした。夏夏美少女という事なのでしょう。一緒にかき氷食べたいような子ですね。

 そして、人気ではS/MILEAGEで一番らしい、前田ゆうかりん憂佳。このPVを見ていたら確信しました。「一年以内にソロ写真集出るな」と。

 まだインディーズデビューシングルなのに、完成されてる感が半端ない。凄いアイドル光線を感じます。
 ただ、ゆうかりんが人気上がってくると、キャラ的に「あの人」が人気奪われそうな気がして仕方がない。いや、「あの人」は簡単には潰れない人だから大丈夫だとは思いますが。

 プラスαその2 「普通の学園風景だからこその良さ」

 インディーズシングルだから制作予算はあまり無さげ。でも、普通の学園風景に四人を溶け込ませ、普通に学園ドラマの一コマ、青春映画の一コマのようなPVに仕立て上げた作りです。よくある青春もののスタンダードな映像。
 そう書くと、まるでヒネリも何もない演出だと言っているみたいですが違います。今のハロプロで、そういう青春スタンダードな映像のPVをやって似合うのは、他に真野ちゃんくらいだと思う訳です。モーニング娘。も、Berryz工房も、ちよっと違う。もしやったとしても、それこそプラスαが欲しくなる。カッコイイダンスシーンを入れなきゃとか、面白い演出を加えなきゃとか。
 ℃-uteはまだ出来そうな雰囲気があるけれど、残念な事にそういうPVを作ろうという流れに向かっていない。

 そんな風に考えていくと、天然素材100%な雰囲気のある新人なうちこそ、こういう青春スタンダードはやっておくべきなのでしょう。素材が新鮮だからこそ、味付けもシンプルに行く、ハロプロには珍しく、そういうスタンダードな映像に挑戦したスタッフさん達に拍手を送りたいです。
 そして、演技面で上手くバランスを取らないと、単なる学園素人ムービーになってしまう危険性のあるこのような演出で、表情作りなどで非凡さを発揮したS/MILEAGEの四人にも拍手。可能性を秘めたグループですよ。

 それで曲はどうなのか? うーん。数回聴いただけでは評価しにくい曲です。PVと合わせると、だんだん好きになってきましたが。
 メジャーデビューした際には、こういう後からじわじわ系な曲ではなく、新規ファンを獲得出来るようなインパクト路線を願います。
 ただ、インパクト勝負が過ぎると、こういう青春スタンダード路線は難しくなるのが難点。もう少し、こういうS/MILEAGEを見ていたいのです。

コメント (7)
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