フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

暑中お見舞い申し上げます

2009-07-08 21:31:39 | ハロプロ(℃)

 ℃-uteの新曲「暑中お見舞い申し上げます」のオリコン週間売上が昨日発表されました。
 5位 27,798枚
 前作「Bye Bye Bye!」より売上を約三千枚ほど上乗せしました。これは、めでたい!
 まあ、急遽決まった「910の日」応募で、ある程度は上乗せされたのは間違いないので、手放しで喜べないというのはあります。でも、下がるよりは良いという事で前向きに捉える事にいたしましょう。
 そう考えると、売上増の理由は楽曲がウケたという事があるのかなと、まずはその辺から考察開始。

 ℃-uteが浴衣で曲紹介の動画 その1(BARKS)
http://www.barks.jp/watch/?id=1000025774&b=1m&pl=wm

 皆さんは今回、℃-uteがキャンディーズのカバーをした事をどう思っていますか?原曲をよく知らなかったという人も少なくないと思うので、カバーというよりは実質新曲感覚で楽しめている方が多いと思います。やはり、印象として大きいのは、「曲が明るい。爽やか」という、℃-uteシングルとしては久々の路線に振ってきたという事。その路線が、℃-uteヲタの支持を受けている気がしています。
 「都会っ子純情」でファンを増やしてからの℃-uteシングルのほとんどが、カッコイイ系や聴かせる系。それはそれとして、℃-uteのイメージを決定づけていくためと、ハロプロの他ユニットとの差別化のためにも必要であったと思います。
 しかし、この事務所の良くないところでもある「一度、これだと決めるとしつこく続ける融通の利かなさ」もあって、正直言って「そろそろ、可愛い℃-uteをシングルで見たい」という気分になっていた人も多いと思われます。自分もそうです(笑)。

 ℃-uteが浴衣で曲紹介の動画 その2 (goo動画)
http://music.goo.ne.jp/movie/cute_090701/index.html

 今回の曲は夏らしく明るく爽やか、そして可愛いという、まさにアイドルソング℃真ん中です。それを、赤と白のミニスカートで歌う訳ですから、「アイドルにしか出来ない世界」そのものを表現しています。
 そう、この「アイドルにしか出来ない世界」というのは、最近のハロプロが忘れつつある部分ではないか?そんな風に私は思っています。
 そこには、ハロプロのイメージをなんとかして良くしていこうという作り手の気持ちの表れがあるとしても、さすがにそれが長く続けば、少しマンネリ感も出てくる。
 ハロプロの持つ、歌やダンスがアイドルとしては、なかなか良いクオリティだという部分は、メンバーも誇れる部分であるとは思いますが、アイドルをやっていく上で大切な何かが同時に忘れ去られつつあるような気もしています。これは、℃-uteだけがという訳ではなく、ハロプロ全体に言えます。

 そんな時に、こうして℃-uteは明るく爽やかな曲をシングルに持ってきた。これを受けて、久々に℃-uteのシングルを買ってみたという人もいるのではないですか?

 メンバーが明るく笑顔を振りまきながら、綺麗な脚を惜しげもなく(笑)披露して歌う。シンプルな可愛らしさが、そこにあります。
 最近のハロプロソングは割り切りの無さが見え隠れして、どこかしらにヒネリを加えて無理に凝ろうとするシングル曲が目立ちます。以前は理屈抜きに楽しめた筈のあのBuono!でさえ、なんだかそういう展開に最近はまってしまった感があるくらい。
 そういう意味を踏まえて、今回の℃-uteのシングルが前作より売れたという結果は、大変喜ばしい事だと思っています。

 やはり、アイドルの基本はアイドルらしく、明るく、楽しく。そして、時々カッコイイを挟んでいくのがベスト。そう思います。

 そんな事を力説している自分ですが、以前は「モーニング娘。やハロプロのイメージを良くするためにも、シングルにはカッコイイ系を」と書いていました。しかし、それはあくまでもヲタ以外の不特定多数の人が目にする機会がある事が前提での話。
 今回の℃-uteもそうですが、最近のハロプロは歌を不特定多数の人々に向けて発信していない。そこに色々言いたい事があります。
 そんな訳で、℃-uteのプロモーションについての不満、不安。今、感じている事務所への不信感等は、また改めて書く事にします。

コメント (4)
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