フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

会いたい アイタイ あいたい

2010-11-21 18:17:21 | ハロプロ(℃)

 ℃-uteの新曲「会いたいロンリークリスマス」が好評なようです。評判が良すぎてあまのじゃく自分は「いやいやよくあるハロプロポップスそのもの」とうそぶいていますが、PVを見てみれば確かになかなか良いです。最近のハロプロシングルにありがちなクドさがない。
 ただ、手放しで誉めるのはなんか違うなという出来にも思えるのです。

 つんくPはクリスマスソングは好きではないそうで(という話を読んだ記憶がある)、これまではストレートに「クリスマスを歌っています」という曲は少なかった。しかし今回、タイトルにクリスマスを入れてきた。曲調も歌詞もオーソドックス。それが評判が良いという事は、ハロプロヲタが求めているのはやっぱりオーソドックスなのだと言えるのではないでしょうか。みんなもう捻った曲とかを聴かされる事に疲れているのかも。

°C-ute - (会いたいロンリークリスマス) 「MVHD」


 自分もオーソドックスを求めていた筈なのに、どこか物足りなさを感じているのは、やはりテーマが普遍過ぎるからかもしれません。「会いたい」というキーワードは今の音楽界に氾濫しているフレーズ(特に女性歌手)。「クリスマス」というキーワードはあまりに世の中にたくさん溢れている言葉。
 変な歌詞か普通すぎる歌詞の二通りしかないなんて、引き出しが無さすぎやしないか?そんな事を思ってしまうのです。今、十代の女の子が抱えている心の中は、好きな人にに会いたいとか、クリスマスを楽しみたいとかだけではないのではないか?冬に想う女の子の心の中を、作詞者があまりに単純に考え過ぎてはいないか? 私のあまのじゃくな反論は次々と浮かんできます。
 PVを見てしまうと、メンバーの表情やしぐさにやられてしまうので、結局は良いねと結論を出しそうになるのですが、どうも単純に割りきれない自分がいます。

 それでもつくり手は考える。「会いたい」気持ちを歌えば同年代の女の子にウケるかもしれない。℃-uteは女性ファンが多いから女性ウケは大事だ。作り手がそう考えるのは間違いではないし、ハロプロがオーソドックスなラブソングを歌う事は、(ラブソングばかり歌うなと以前書いた事も踏まえて書きますが)それがニーズに沿っているなら賛成です。
 つまりは個人的には物足りないが、売っていくためにはアリだろうという歯切れの悪い結論になる訳です。

 この曲のPVを見た夜、SKE48の新曲アイドリング!!!の新曲のPVも見ていました。SKEはベタなアイドルポップスな世界観。アイドリング!!!はサビに「アナタニアイタイ」と歌っている。どちらもやはりオーソドックス。℃-uteと同様。でも℃-uteにはあともう一息な物足りなさを感じるのは、自分が℃-uteに求めているハードルが高すぎるのでしょうか? 作家批判という意味ではなく言わせてもらうならば、女性ウケを意識した作りにするのであれば℃-uteに関しては、かつてのBuono!みたく作家陣をハロプロ御用達ではなく外注にした方がマッチするのではと改めて思うのでした。
 それこそ、外注の作家が作った「あなたにあいたい」なクリスマスソングを℃-uteで聴いてみたいとさえ思います。重ねて書きますが、これはつんくP批判ではなく、マンネリからの脱却を求める気持ちからと書いておきます。

コメント (6)
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