夕暮れの横浜西口。そごう百貨店を抜け、日産本社を通り抜け、見えてきたのは横浜BLITZ。ここで最後のハロプロエッグ新人公演が行われるのです。
会場に貼り出されているグッズ一覧の貼り紙。ソロ生写真のところを眺めてみる。前から所属しているメンバーはみんなとてもいい顔つきになった。顔つきというのは人間の精神状態を表すバロメーターでもある(だから私は今、ももクロの高城れにちゃんを見るのが辛い。温かく見守るしかないのだけれど)。
そして、まだキャリアの浅い新人メンバー達もだいぶ写真の撮られ方をわかってきたようでみんな可愛く撮れている。きっと、各メンバーの親御さんも我が娘の笑顔が、可愛いアイドル生写真になって嬉しい事だろうなあと想像をしてみる。
ライブはライブハウスゆえに一階はスタンディング、二階に座席がある構造。ステージには特に飾り付けがないのが低コストライブである新人公演の特徴だけれど、中央に大きなスクリーンがある。メンバーが生き生きと歌い踊る姿がここに映し出されるのです。
この日秋葉原でイベントだったスマイレージが、もしかしたらこのライブを観に来るかもしれない。ドラマの仕事が夕方には終わるらしい真野ちゃんも来るかもしれない。ハロプロエッグ出身者だからみんな来てほしい。
ロッカーに荷物をしまい、入場時に払った1ドリンク分のチケットでペットボトルのお茶を受け取った私は、前方右寄りでスタンバイしていた。ポケットに会場前でヲタ有志の方々から頂いた白いサイリウムと、持参の青い電池式サイリウムを差し込み、開演を待ちわびる。新人公演の過去の記憶が脳内でフラッシュバックされる。
今は卒業していったメンバーの笑顔も脳裏に蘇る。たとえば初代エッグリーダー能登有沙。私は初期の新人公演ではのっちの名前ばかり叫んでいた。後から知った事だけれど、のっちはコレティと一緒に観にこの日見に来ていたそうです。しかもサイリウム片手、しかも一階(笑)。
次々と思い出が再生されていきます。あびちゃん、今どうしてるのかな?そして、今年の初夏に旅立っていったこみねっち。いつしか旅立っていたえんなや杏里。みんながデビューを夢見て上がってきたこのステージの最終章が間もなく始まる。
その時、客席がさわめき出した。二階席に真野ちゃんとスマイレージが現れたのだ。やっぱり来てくれたのだ。今日はハロプロエッグの集大成となるライブ。メンバーが持っている力を120%出すステージになるに違いない。スタート当初は、メンバーの実力もまだまだで、観ていてハラハラした新人公演も、年月を重ねるとともにスキルアップしてきた。もう感傷的な気分より、ワクワクした気持ちしかない。18:30を少し回りライブスタート。
~次回に続く~