フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

リスペクト・フォー・ユー

2012-07-31 23:13:38 | アイドル etc

 一昨日Twitterでつぶやいた一件のツイートにたくさんのリツイートをいただきました。つぶやいた本人が驚いているのですが、同感です!というリプライもいくつかいただき有り難く思っています。

アイドルって、そのメンバーが好きなだけでは長続きしないなと思っている。そこを取り巻く環境、そこに集うファン、それをまとめる運営。どれもが大切。そして、応援している人達はそのアイドルの持っている資質と似てくる。これは不思議な鏡。

 私がこのようなツイートをつぶやいたのは日曜日に行われたとあるアイドルライブにて退場者が何人も出たという話を聞いたからです。
 アイドルというものは感情的に情熱的に応援するものであり、その感情の振り幅が大きい人が生のアイドルを観てテンションが高くなってしまうのは仕方がない面もあるとは思いますが、私は客席の空気を作っていくのはアイドルだと思っています。
 ステージから漂う緊張感。アイドルが真剣さを持って歌やダンスに臨んでいるステージは、客席にもその緊張感が伝わります。そこに完成度の高さが加われば尚更。たとえば、モーニング娘。のコンサートの客席でステージをまともに観ないで騒いでいるような人は、いわゆるプラチナ期の頃にはほぼいなくなったように思います。つまり、そういう事。
 そんなハロプロでもエッグのステージでは今まで色々ありました。やはり演者が未熟ゆえに会場の空気をコントロール出来ない。そして、そこにつけこむ人達も出てきてしまった。

 女性アイドルは女性というものに商品価値を高めで提供している以上、そこに集まる男性客が時には感情をコントロール出来なくなる事は今に始まった話ではなく、今後もずっとつきまとう問題でありましょう。問題が起きないに越した事はないし、何か起こせばペナルティが与えられるのも当然です。しかし、アイドル現場で何かが起きるという事は、今のような誰にでもアイドルになれるような状況が産み出した一種の魔物なのかもしれません。

 不思議なもので、アイドルヲタというものは応援しているアイドルに似てくる。いや、自分とどこか似ているような人を好きになるのかもしれません。そういう流れがあるからか、現場の雰囲気というものはアイドルによって違う。グループ内でもメンバーによって違う。ソロイベントなどがあるとよくわかりますが、各人で客層や雰囲気が結構異なるものです。
 だからと言って、荒れる現場はそのアイドルにも何かしらの問題点があるとは決めつけられないけれど、そこはまったく無関係とは言えなさそうであります。

 でも、何だかんだで一番大切な事はアイドルが観客にリスペクトされているかどうかなのだと思います。リスペクトの気持ちがあればステージを尊重する気持ちに繋がります。それが客席にも良い緊張感を生むと私は思うのです。

コメント
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