tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

床の間を知る 淡交社刊

2012-11-17 18:26:57 | 本棚の中から
朝から曇っておりましたが、とうとう、夕方から降り出してしまいました。

今日も稽古が続きました。

昨日着いたばかりの本ですが、紹介したいと思います。

「床の間うを知る」いうタイトルに、茶席にみる床かざりの基本というサブタイトルがつけられた本ですが、写真だけでも充分楽しめると思います。



「茶室の床の間は、幽玄かつ品格がなければなるまい。何故ならば、床の間は仏壇の変容であろうからである。
(中略)
尊きものに対する畏れや敬いの心情が、「上段」へと、おのずとそうさせるのである。」このように、泉田玉堂老師は本の中で書いております。

更に、茶席の床百科と題して、花入のこと、掛け物のこと、香合のこと、そして、床の間の建築様式から各名称まで、ことこまやかに書いてあります。

そして、茶事の時の飾り方、茶会の時の飾り方などが解り易く書かれております。

手元に置くと便利な本かも知れません。
コメント
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