tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ニシキギの葉が辛うじて・・・

2012-11-29 18:33:29 | 茶の湯
連日真冬のような寒さです。陽が沈むと急激に気温が下るのが分ります。

今日は稽古日でしたので、昼過ぎから茶室の掃除と、落葉がいっぱいの庭の掃除を時間をかけて行いました。落葉も2~3日放って置きましたから、集めた落ち葉はごみ袋に入りきらないほどの量になっておりました。

さて、お稽古です。



織部の花入にニシキギと西王母

ニシキギの葉が落ちておりますが、生けた時は色鮮やかな葉が4枚ありまして、「4枚か・・・数が悪いな~」と思いながら床の間の位置を決めて動かしたらハラッと1枚落ちて3枚になりました。

私の考えている事が分ったのかも知れません。

いつもと変わらない花ですが、椿を選ぶのは大変なことで、鋏を持って椿の木に行きますが、木が大きくなっておりますから、鋏では気に入った花が切れません。かといって、脚立を使うのは大袈裟なような気もいたします。

そんな時は高枝鋏が便利ですが、花を切るには距離がありすぎるような・・・・。花を選び切って見ると枝振りが良くなかったり、蕾に虫の食い後があったり、葉の並びが駄目だったりと、思うような花が切れないことがよくあります。

今日の花も、高枝鋏で切り取りましたが一回で気に入った花を取る事がで出来ました。

もう直ぐ師走ですが、師走になると稽古を月末まですることは出来ませんので、今日から12月分とした稽古を始めました。

コメント
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