tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

錦木に白玉椿が映える茶室は・・・

2014-11-21 18:51:15 | 茶の湯
11月21日(金)
昨日とは変わり少し気温が上がり、風もありませんので暖かく感じます。
こんな日が続きますと表の仕事もやり易くなりますが・・・。

今日は自宅でのお稽古です。

   

   花

今日の花は、錦木と白玉椿です。
錦木も今週が最後で、来週のお稽古の時は、おそらく葉は一枚も付いてはいないでしょう。

枝から切るのも慎重にゆっくりと、周りに当たらないように押しのけながらやっとの思いで切りました。
乱暴に採ったら色づいた葉が全部落ちてしまうと思います。

錦木・・・名前の通り見事に色づきます。

   

   軸

開門多落葉(門を開けば落葉多し)は、聴雨寒更尽(雨を聴き、寒さ更に尽きる)という句に続くもので、唐代の詩僧の無可上人の「秋従兄賈島に寄す」と題する詩から来ている。(禅語百科より)

この禅語の意味は、昨夜は屋根を打つ雨の音を聴き、寒さに震えながら布団にくるまって、わびしい思いでいつの間にか眠ってしまったが、今朝、門を開けて見ると、あたり一面の落葉である。
さては、夜もすがら雨の音だと思って聴いていたのは、雨の音ではなくて、落ち葉の音であったワイ。冬も近いなぁ。というのが、この詩の大意である。(芳賀幸四郎著一行物より)

この軸も今週だけでしょう。

   

   床の間

床の間ですが、白玉椿もやっと咲き始め、これからは椿の心配をせずに済みますが、やはり蕾の数が少ないように思います。
それでも、咲はじめますと、案外蕾がたくさんあるような気がしております。

これからは椿も次々に咲き始めます。
コメント
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