それでは、琴電旧式車の現在を紹介したいと思います。
最初は、現在の動態保存車を(写真、平成24年5月仏生山工場での撮影)。左から、23、120、300、500です。300は、全面茶色になっています。現在動くのは、これだけです。
玉野市電から始まり、数奇な運命を経て琴電で一生を終えた760は、現在故郷の玉野市の、路線跡も近い「すこやかセンター」内に保存されます(写真)。少し古い写真ですので、現在車内が見られるか、不明です。なお、玉野市電では、103と呼ばれたようです。
335は、「道の駅源平の郷むれ」にて保存されます(写真)。
同車の車内(写真)。これは、現役当時とあまり変わっていません。
元京急の62は、高松空港からも近い「さぬきこどもの国」にて保存されます(写真)。
車内の様子(写真)。こちらもあまり変わらないように見えますが、この電車は大正年間の製造、昭和30年代に鋼体化改造を施され全面的に改装、このスタイルになっています。
こんな感じで、琴電の旧式車を見てきました。現存する車両は今後とも残るよう、そうでない車両も永く記憶が残るよう、願いたいと思います。
また、新たなるシリーズを、ゆっくり検討したいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。