それでは、連載第556回目は、EH200形を取り上げ立ちと思います。
EH200形は、東北本線の主力EH500形をベースに、山岳区間用にEF64重連相当の牽引力を持つ機関車として設計され、量産された機関車です。現在、全機JR貨物高崎機関区に所属し、上越線及び中央東線貨物を中心に運用されます。
写真は、その試作機901号機(写真)。デビューのお披露目も兼ね、JR貨物大宮車両所にて展示されています。
その最大の特徴は、2車体形の機関車であることです(写真、反対側)。これで、1輌で重連相当の力を発揮します。
本連載では、最後の直流機となります。以降、量産機を見ていきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。