それでは、連載第80回目は、DD51 1801をお届けします。
DD51 800番台は、899が製造され、次の900番台は試作を示す番代、1000からは500番代が既に続番を使用していたことから、番号は結局1800まで飛び、1801号機となっています。
最初の写真は、僚機857号機と重連で待機する姿(写真)。この頃はまだ安心していました。夢のような時代です。
稲沢の愛知機関区にて、単機で待機する姿(写真)。電車の、車窓からです。
別の時、稲沢にて(写真)。稲沢駅ホームからの眺めです。
平成27年5月、大宮のイベント時の展示、JR貨物大宮車両所での最終全検を記念した展示です(写真)。遅くともその6年後、令和3年5月までに、JR貨物のDD51は全機引退する、そういうことです。以降検切れ廃車が続出、様相が一変しました。
稲沢で、待機の姿(写真)。僚機、電機、他多数です。
そして関西線貨物運用、石油タキを1156号機と重連で牽く姿(写真)。DF200導入で、真っ先に消えた風景です。
同機がJR貨物最後のDD51となるかは不明ですが、いよいよ名機が貨物を牽く姿も消える、そういうことです。時代です。
それでは、次回をお楽しみに。