そして、パノラマカー引退の報に接し、パノラマカー行脚が始まった。
最初は7001始め4連(7001F)、上小田井を発車する姿である。昭和36年デビュー当初からのトップナンバー、最も注目される車輌であるが、M形電連が装備された関係で、オリジナルのスカートに切り欠きが出来てしまい、そこが残念である。なお、同車の先頭部は、当初のフェニックスマークから逆富士形行先表示器に変わり、その表示器も手動式から電動式に改められ、これが3代目になる。
続いて、恐らく犬山であろう、7011始め4連(7011F)である。同じだ、と思ってしまうが、同編成は一時特急用白帯編成であった関係で、方向幕が特急用の電動表示器になっている(上部が緑色で、形が多少違う)。また、7700系同様に車内はグレードアップ転換クロスシートであった。平成20年の撮影であるが、この時にはまだ白帯は復活していなかった。この編成の今後の運命を、当時は知る由もなかった。
再び7001に出くわしたので、乗車した。豊明行き普通の運用で、何度か撮影の機会があったのだが、結局終点の豊明で撮影した。既に、「ブルーリボン賞」のプレートは車内に残っていなかった。
今回最後は、神宮前に入線する、7004始め6連(7003F)である。同編成はデビュー当初からの第2編成である。同編成もM形電連が装備されスカートに切り欠きがあるが、2008年春には6連であり、通常は他の編成とは連結しない運用であった。後に同編成は4連に戻され、7001F+7003Fの編成でお別れ運転を行ったという。
すると、次回の予定が読めるであろう。以降は次回としたい。
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