それでは、北海道連載最終回は、青函連絡船です。
最初は、青い連絡船、摩周丸です(写真)。函館港にて保存されます。
後方の車両甲板に接続する、車両桟橋です(写真)。函館、青森とも2つずつ設けられていましたが、函館港現存は1つのみです。
摩周丸はブリッジと客室のみ公開され、車両甲板での車両展示はありませんでした。
続いては、青森港にて保存される黄色い連絡船、八甲田丸です(写真)。
車両桟橋(写真)。青森港も、同様に現存は1つのみです。
同船の車両甲板には、車両が多数保存されます。最初は、車掌車ヨ6798です(写真)。
続いては、スユニ50 509と510が保存されます(写真)。郵便荷物車、50系客車に分類されますが、郵便も荷物も鉄道輸送が行われなくなり、短命に終わりました。
続いては北海道の特急といえばこれ、キハ82 101です(写真)。
続いてはDL、DD16 31です(写真)。
最後は、重い入換用機関車を船内に載せないために、載せる車両と機関車の間に挟む控車、ヒ600形、資料によると番号は834とのことです。
光源が水銀灯のため、ホワイトバランスが狂っています。皆さんは訪問時には、プリセットホワイトバランスが出来るカメラにすると良いと思います。グレーカード一枚を怠ると、こうなります。
最後は、昨年まで東京お台場の「船の科学館」に展示され、その後解体された、羊蹄丸です(写真)。赤い連絡船です。
車両甲板は、青函連絡船当時を再現する風景となっており、車両もありました。1両は、DE10 301です(写真)。ナンバーが、切り抜き文字で、現在も残るDE10とは異なります。
もう1両は、スハフ44 25です(写真)。旧形一般客車、ボックスシートです。昨夏は、このためだけに東京に行き、記録しました。もう、撮り直しも出来ません。
北海道は、内地とは異なる車両体系があり、特有の装備等が見られました。保存される車両は永く残り、現役の車両たちは天寿の全うを祈るのみです。
2週連続で週間順位が載り、今回もまずまずか。また、次のシリーズを、じっくり考えていきたいと思います。さあ、それは、いつのことか?
それでは、次回をお楽しみに。
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