突然夏の全国高校野球大会の話題です。
毎年春夏共に私の独断と偏見によって地方の、しかも公立高校を応援したい心境なのです。
大都会の高校には勝ち進んでほしくないのです。
そのことは地元兵庫県に対しても同様です。
兵庫県の皆さんには申し訳ないと言う思いはあります。
その根本にあるのは自分が田舎育ちの純粋な田舎者と言うある意味、ひがみ根性から来るものからかも知れません。
え・・・兵庫県までと思われる方が大半だと思います。
勿論兵庫の田舎、但馬地域の高校が万が一にも出場することになれば当然精いっぱいの応援をします。
それは但馬が近畿の中でも一位、二位を争う田舎だと思っているからです。
田舎を応援したい、田舎に頑張ってもらいたい、田舎に誇りを持ってほしい、自信を持ってほしいと思う気持ちが人一倍強いからだと思います。
都会の人が田舎を田舎者を見下げる発言は非常に憤慨しますね。
ここは何にもないとか、する事が無いとかのと発言を耳にすると怒りがこみ上げてきます。
それなら田舎に来るなと思ってしまいます。
私が大学で大阪に行った時も「大阪で但馬弁を流行らせよう」と大阪の学生仲間に対して頑張ったものです。
但馬弁でバカ、アホの事を「あはあ」「あはあたれ」と言います。
でも常に使っていても流行りませんでした。
私は自信と誇りをもって故郷の言葉「但馬弁」をどこに行っても使っています。
高校卒業後、同窓会などで都会に出ている同級生などが「覚えたての大阪弁」をしゃべろうと必死の努力をしているのを見て頭ごなしに批判したものです。
まあ変わっていると言われれば変わっているかもしれません。
「郷に入れば郷に従え」と言う言葉がありますが私には大きな抵抗を感じるのです。
家内からもお父さんは少し極端かもと言われたことも有りましたが、この思いが私の長い人生の生き様を支えてこれた基本的な考え方だったように思います。
前置きが長くなりましたが以上の様な思いもあり高校野球では東京横浜の高校より埼玉千葉、大阪神戸京都より滋賀奈良和歌山を応援します。
関東より東北北海道、近畿より中部北陸甲信越、四国中国九州沖縄です。
神戸より姫路明石です。
私なりに応援する序列が有るのです。
地理が好きなので各県の所在位置、人口、産業、県庁所在地の規模も応援の基準の重要な要素です。
今回の高校野球の決勝は秋田県立金足農業高等学校対大阪大東市の私立大阪桐蔭高等学校です。
公立農業高校対私立高校の戦い。
生徒数は金足500名余り対桐蔭2,000名以上の戦いです。
東北秋田対近畿大阪の戦いです。
私の応援論理から行くとどう考えても金足農業高等学校に力が入るのは当然です。
ましてや金足農業の準決勝は東京の私立日大三高でした。
正に最も応援したい高校とそうでない東京の高校です。
偏見、ひがみ根性と言われても仕方ありません。
明日はいよいよ決勝、東北の秋田に錦を飾るか、準優勝で終わるか大決戦です。
地方に夢と希望を、地方の若者に大きな誇りと自信を与えてほしいと思います。
頑張れ秋田、頑張れ金足!
桐蔭も頑張ってね!
ではでは
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