船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

「二日目」小笠原諸島父島・硫黄島三島クルーズ

2011年07月12日 | 小笠原父島母島硫黄島三島クルーズ

おはようございます。

早朝6時東京浜松町バスターミナルに到着

歩いて10分はかからない距離に竹芝桟橋小笠原行き小笠原海運の「おがさわら丸」6.700トン、1.040人乗りの乗り場があります。

この桟橋は伊豆諸島の各島に向かう東海汽船の乗り場でもあります。

06:30ターミナルに着くと人はまばら、乗船受付開始は8:30からです。

しかしまもなく続々と沢山の乗客がやってきます。

伊豆大島を始めとして伊豆七島等に向かう汽船の乗客も沢山居ます。

伊豆諸島、小笠原諸島「聟島(むこじま)列島、父島列島、母島列島、火山列島(硫黄列島)全てが東京都品川区で自動車は品川ナンバー、警察は警視庁です。ドキ!

8:30から受付開始

乗船は9:00からです。

一路1.000キロ南の小笠原の中心島「父島二見港」へ

そして尚且つ350キロ南の南硫黄島に向かいます。

今日の乗客は700名あまり、大方の500名あまりが小笠原父島二見港で下船です。

残りの190名あまりが350キロ南の硫黄列島三島クルーズに参加のメンバーです。

乗船し我々は大部屋の二等船室へ

びっくりです。

肩と肩が擦れ合う広さに毛布が敷き詰められ枕が並べてあります。

あまりの狭さに唖然とします。

体格の大きな私にはとても耐えられる状況ではありません。

実は大きないびきも隣に迷惑なのですが

ひとまず荷物を置いてデッキへ

竹芝桟橋の出航風景を見物です。

この船は朝出港して翌日昼小笠原父島に入港し通常は足掛け4日間父島二見港に係留され5日目の午後父島二見港を出航し東京に翌日午後入港し翌日朝再び父島に向かうと言う行程で運行されており乗り遅れると父島にせよ東京にせよ1週間船がありませんので待機する事になります。

小笠原には空港がありません。

予断ですが硫黄島には航空自衛隊の2.600メートルの大きな滑走路がありますが一般の使用は出来ないばかりか上陸も禁止されております。

どらの音と共におがさわら丸が父島に向けて1.000キロの航海に出港です。

デッキからは建設中の「スカイツリー」も見えています。

東京タワーは高いビルに隠れています。

まもなくレインボーブリッジの下を通過です。

フジテレビ、海の科学館も見えます。

三浦水道まで東京湾の航行が続きます。

沢山の外国船も行きかっています。

太平洋に出るとレストランで昼食です。

沢山の人で少し時間をずらして再びチャレンジです。

乗船祈念の乾杯の昼食はり込んでステーキ定食1.300円勿論生ビール付です。

伊豆大島も見えます。

今回は硫黄島三島バードウオッチングの団体も乗船されており大きな望遠レンズつきのカメラで海を狙っておられます。

その関係もあり通常の航路と異なり三宅島手前から西方面に航路をとり御蔵島のにしそして八丈島の西側を通過して父島に向かいます。

それぞれの島の近くを航行してくれます。

最高最高裁判所です。

通常は浦賀水道を出ると一直線で小笠原の父島を目指す航路を取っているのです。

ですから各島影ははるか遠くにかすかに見える程度でしょう。

ビールを飲みながら海を眺める・・・・贅沢ですね

最後尾Aデッキにスナックコーナーがありお酒、軽食、おつまみがいつでも自前で食べ放題の飲み放題です。

夜になると又レストランへ

鳥島は夜中の通過になります。

私はラウンジの一角に毛布を敷き寝床とします。

何しろこの状態

ローカなど沢山の人が二等船室から逃れて休んでいます。

一等と行かずとも特二等船室を頼めばよかった。

この船1.040人乗りで700人あまりの乗客、Eデッキの二等船室一杯空いているのになぜ詰め込むのか・・・・貧乏人に対してのやさしさ無いですね

当然満席ではないので二等も余裕があるのかと思ったら人数分きっちり詰めて毛布を敷きこみ余った部屋は鍵をかけて入室不可能・・・・プンプン二等の皆さん怒り心頭・・・・競争相手の居ない小笠原航路

でももう少し乗客にやさしくしても損は無いですよ

世界自然遺産にも登録されたのですから。

今晩はこれでお休み 

明日の朝は希望者のみおがさわら丸のブリッジを見学です。

楽しみです。 

ではでは

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/花香る静寂の宿 湯楽


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4 コメント

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Unknown (オリオン兵藤)
2011-07-13 23:56:05
外洋を眺めながらのビールは格別でしょうね
それにしても、肩が触れあうほどのスペースは厳しいですね
若いころ乗ったフェリーでは、乗客が少ないので、2等のザコ寝の客全員1等の個室に移され得した気分になりました
後で、その方が掃除する面積が少ない分、楽だからと聞きました(笑)
返信する
怒り心頭 (船の好きな)
2011-07-14 09:14:45
お久しぶりです。
何時も見ていただきありがとうございます。
本当にひどいものです。
外国のすし詰めの刑務所のようです。
頭も40センチほどの通路
足は私の様な長身は反対の人と接触しているくらいです。
皆横を向いて足を曲げ気味で寝ていました。
返信する
トップシーズン仕様、残念でした (KONCHI)
2011-07-15 14:18:12
トップシーズン仕様の2等ですね。1度だけすし詰めの船に乗った事も有るのですが、おっしゃる通り問題です。硫黄島にも行かれた事考えると1泊多いですからなおさらですね。

小笠原海運の人も気にしています。小笠原海運としては全室使用で650名ほどにしたいようですが、積み残しの問題が有るようで、会社としても悩んでいるようです。色々な事情が有るようですが・・・ある種の人たちが、もっとマーケットを向くべきかと。

経験から言って今回の700名でも多すぎます。私も、650人で切る事が長い目で見て、プラスだと思います。8月に行く時は83歳の母を連れて行く関係もあり、1等で行きます。この件は、関係者に話しておきます。このホームページの事も関係者に紹介しておきます。

世界自然遺産の問題も有り、トップシーズン仕様がいつまで続くのか判りませんが、2等で行かれる場合、最後に乗った方が良いと思います。理由は・・・・想像してください。

おがさわら丸に関しては色々テクニックがあります。せっかく素晴らしい場所なのに、トップシーズン仕様のおがさわら丸2等は問題です。レギュラーシーズン仕様は難民船にはなりません。もっと間が空いています。また行かれるようでしたら、おがさわら丸乗船のテクニック、お薦めの宿他お教え致しますので、メールをお送りください。蛇の道は蛇です。

これに懲りずに行かれる気になられる事を願っています。
返信する
さすがです。 (船の好きな親父)
2011-08-07 22:48:29
おっしゃるとおりです。
硫黄島クルーズは一番最後に乗るのが隣が空いているスペースになるかと思い後ろに並びました。
その後も同じような思い出後ろからこられました。
途中で列からぬけて又最後尾に並んだりしました。
結果的に参加が190名でスペースも十分とってありました。
おまけに並んだ順番でなく予約の順番でした。
意味無しでした。
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