九州の代表的な避暑地であるとともに温泉街でもある雲仙。その雲仙の中心からやや離れたところ、小さい旅館が点在する、いわば、奥座敷のようなところにある共同湯です。
石張りの、かなり大きな浴槽に、建物のすぐ上の敷地からの、源泉そのまま温度を下げた乳白色のお湯が掛け流されています。よく見ると細かい気泡が立っている。それによって白く見えるんですね。無味で匂いの薄いお湯は、やや温めでシルキーな感触。実に柔らかいお湯です。
露天風呂こそないが、手作りの軽食もいただくことができる休憩所もある。ここは共同湯というよりは、ちょっとした日帰り施設ですね。訪れたのは平日の午前中だったのに、絶え間なく入浴客が訪れています。かなりの人気施設です。
- 泉質:単純硫黄温泉 90度
- 場所:島原鉄道バス・小地獄BS
- 訪問日:2006年8月21日