バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

大漁@那智勝浦町

2012-01-23 22:56:50 | 料理(ローカルフード)

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JRきのくに線の紀伊勝浦駅から西へ10分ぐらい歩いたところ、温泉旅館のかつうら御苑の向かいにある小料理屋さんです。

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店内は6席程のカウンター席と、1卓だけの4人掛けのテーブル席、それと、がんばったら20人ぐらいが座れるであろう、小上がりにしては大きい部類のお座敷があります。この小ぢんまりしたお店を大将と女将さんの二人で切り盛りされています。今回、勝浦に来たときの定宿、「海のホテル・一の滝」の社長さんに勧められてこのお店に来てみました。

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突き出しはマグロの胃の煮付け。臭みもなく、牛モツみたいな食感で意外においしい。

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先ずはマグロとタコのお造りを。さすが勝浦。近海もんのマグロはモチモチとしていて旨みも半端ない。今日はいいイカがあったからといって、勝手にイカのお造りも盛られていました。

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女将さんお勧めの和風カキフライです。なんでも、今日初めてお客さんに出すとのこと。いわば試作品だが、少しガーリックが効いていてなかなかいける。ジャコ天はサクサクして酒のアテにちょうどいい。

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せっかく勝浦に来たんだから、マグロをもっと食べさせて欲しいと願うと、マグロのお造りの大盛りと、血合いのバター焼を出してくれました。お造りの旨いのは言うまでもないが、血合いがいいですね。こんなの、大阪では食べられないと思います。

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さすが勝浦、魚の質は言うことないですね。しかも大将も女将さんも実におおらか。閉店時間を越してるのに私たちお客さんたちと酒盛りを始める始末。実に楽しい時間を過ごさせてもらったにもかかわらず、お勘定のときに「ウソやろ!」っと思ってしまうほど安い。いいお店を知ってしまった…

  • 営業時間:17:00~21:00
  • 定休日:日曜
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大漁居酒屋 / 紀伊勝浦駅紀伊天満駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5


国民宿舎白鯨@太地町

2012-01-17 23:21:05 | 料理(ローカルフード)

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JRきのくに線の太地駅から太地町町営じゅんかんバスに乗って国民宿舎前BSで降りたところ。町立くじらの博物館にもほど近い、太平洋に面した高台に建っている国民宿舎の食堂です。ここに来た目的はもちろん鯨ですね。

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玄関を入ってすぐの1階、ロビーとフロントの奥の、窓の外には雄大な太平洋の広がる景色のいい場所に食堂があります。昭和の香りが漂ういささか古びたインテリアだが、国民宿舎だけに、広々とした造りです。

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注文は予めフロントでお願いすることになっているようで、さほど多くない種類の中から選んで、用意ができるまでロビーで待つようになっている。支払いも先払いか…と思えばさにあらず、最後にフロントで精算するとのこと。変わったシステムですね。

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最初の料理が運ばれてきたので席に呼ばれました。先ずはハリハリうどん(735円)をいただいてみる。お汁を啜ると、肉うどんのようにやや甘めのお出汁には鯨の風味が相当に滲みだしている。

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そして、鯨肉をかじってみると、実に柔らかく、鯨独特の香りもしっかり存在しています。

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饂飩はヘニャヘニャで見るべきところはないが、このお汁と鯨肉だけで満足です。

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くじら竜田揚げ(1,050円)。あぁ…懐かしいなあ。われわれ世代の給食には飽きるほど出てきたメニューだったのに、今やこんな高級品。さっそく一切れつまんでみると、これも鯨独特の風味が強く、繊維質の多い食感とが郷愁をそそります。それにしても旨いな。給食でもこんなに旨かったっけ?しかし、このクセのある風味では、今の子どもたちには食べられないかもしれません。

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これは鯨ではないがオムライス(630円)もお願いしました。

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玉子は薄め。具の少ないケチャップライスとともに、実に昭和の味付けです。これはこれで美味しいと思います。

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久々の鯨肉に満足して、この後、くじらの博物館でイルカやクジラのショーを観ることにしました。先に食べといてよかった。順番が逆だと、鯨肉を食う気が起きないかも知れませんね。

  • 営業時間:11:00~14:00、17:00~19:00
  • 定休日:不定期
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国民宿舎白鯨旅館 / 太地駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0