大分空港のターミナルビルを出て北の方向へ歩くこと5分足らず、バスの待機場を過ぎて空港の敷地を出てすぐのところにある、道の駅のような施設です。ここには地元の農産物を取り扱ったお店とともに、その一角に郷土料理の食堂があるとのこと。大分空港に到着後、バスの待ち時間を利用して、ここで昼食をいただくことにしました。
店内はテーブル席と、窓に面したカウンター席、合わせて20席程度のごく小さい造り。食堂というよりフードコートといった雰囲気ながら、「お食事処そら」という、この部分だけの名前がつけられています。
メニューは国東半島の地もの野菜や海産物による郷土料理がメイン。日替わり定食(500円)は海老かき揚げ蕎麦だそうです。妻殿がその海老かき揚げ蕎麦、ワタシは数量限定のアジの煮物定食(700円)、それと単品で名物の武蔵ネギ餃子(575円)をお願いしました。
先ずはサラダが運ばれてきました。素材は玉ねぎ、カボチャ、バジル、そして葱。葱をサラダにしているのが特徴的だが、これが秀逸。シャキシャキしていて甘みもある。採れたてならではですね。
先に日替わりの定食が運ばれてきました。四角いトレーにお蕎麦、ご飯、そしてデザートのイチジクが添えられています。
お蕎麦は手打ちかな?やや太めで素朴な風合い。薄味のお出汁とのマッチングもいいですね。かき揚げも海老の風味がしっかり出ています。
遅れて鯵の煮つけの定食がきました。つやつやのご飯と共に、九州らしい麦味噌のお汁、そして胡瓜のサラダが載っています。
鯵は旨みが濃厚。薄めの味付けで、これがちょうどいい具合に魚の旨みを引き立たせています。鯵のこのスマートな体形は豊後水道の強い海流に鍛えられているからかもしれません。
ネギ餃子は、お肉の旨みとネギの香味との相性が抜群。餃ダレはカボスを使っているんかな?爽やかな風味で、箸が進みます。これは家でもやってみよ!
カウンターの窓からはお店の畑が見渡せて、農作業の様子が見てとれます。この作物が売店に並んだり、レストランで使われたりしてるんですね。お店の人に声をかけたら、見学させてもらうこともできるそうです。
飛行機や、連絡バスの待ち時間にちょうどいいお店、しかもこの内容でこの値段…次回、大分空港を利用する際には、必ず寄ると思います。
昼総合点★★★☆☆ 3.3 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=44001103&user_id=100698" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
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