バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

200型トロリーバス@大阪市交通局森之宮検車場

2008-11-13 23:25:56 | 乗り物(バス)

Img_6678 トロリーバスってご存知ですか?エンジンの代わりにモーターがあって、道路上の架線から電気を取って走る、バスと路面電車の中間にある乗り物のことです。

今や日本には黒部のトンネルを走る路線だけで、都市部からは姿を消してしまったが、日本の高度成長期には地下鉄や路面電車を補完するよう各地で走っていました。

Img_6659_2 いささか旧聞なのだが、今年の3月、大阪の地下鉄開業75周年を記念して、森之宮検車場を公開するイベントがありました。

その目玉になったのが、この200型トロリーバスです。

イベントでは地下鉄の工場内部の見学ができ、今ではもう走っていない車両も展示されていて、懐かしい50系を間近に見ることもできました。

Img_6684 それでも、やはり人気を集めるのがトロリーバス。1時間近く並ばされてようやく対面できたのだが、かなりの混雑のため立ち止まって写真を撮ることが許されません。

上野のパンダかいな…

しかも特徴のトロリーポールが寝ていて、凛々しい姿ではなく、情けない姿です。

でもまあ、貴重なバスに出会えたことには満足です。しかし、この喜びを共有してくれる人はいるのかどうかは疑問だが…

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ゼブラバス@大阪市交通局緑木検車場

2008-11-11 22:49:04 | 乗り物(バス)

P1000943 11月8日・9日に開催された「おおさか市営交通フェスティバル」で出店された昔なつかしのゼブラバスです。

高度成長時代には人手不足でバス車掌の確保も覚束ない状態でした。

そんな時代の要請で、今では当たり前のワンマンバスが都市部から一気に広がりました。

P1000940 横縞なのにゼブラバスという無理なあだ名で呼ばれているこのバスは、時代の要望に合わせたワンマンバスの嚆矢です。

現在のバスではリアエンジンが当たり前なのだが、このバスはリアアンダーエンジン。

Img_6648 ワンマンにするためには後ろから前への一方通行の2ドアが絶対条件。

後ろから乗客を乗せるためには、最後尾にエンジンを置くより、下に置いたほうがいいと判断したようです。

そんな訳でお尻がスッキリしています。

P1000951 しかし、アンダーエンジンは整備性に難があるため、この後は廃れていき、リアエンジンが主流になってきます。

現在のバスと比べたら小さく感じるが、これが当時の大型車両。

子どもの頃はもっと大きく感じたんですがねえ…(遠くを見る目)

P1000939 この「しずかに」も懐かしいですね。

当時はクラクションをプップ・プップと鳴らすのが当たり前で、現在からでは信じられないほど喧しかったのを、少しでも静かにするよう市民運動をしていたのを思い出します。

このバスを観ているだけで、高度成長の活気ある時代にタイムスリップしているような感がありますね。

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