80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

伝え合い・・・。

2017年07月08日 19時37分25秒 | 考える
会館で、顔見知りがいろいろと話をしている。
私はといえば、ひとつテーブルを離して座っている。 

このところ、難聴がひどくなってきたようで、
どうも会話をうまく聞き取れない。
 

とは言え、全く聞こえないわけでもないが、
実質、会話の流れの中に入っていけない。
で、対話となると、ちょっと引いてしまう。

テレパシー能力でもあればなぁ・・・、
そんなことを思うことがある。
が、よくよく考えてみれば、他人の聞きたくない思いまで
聞こえてくるようになると、これはちょっと考えものだ。


それはさておき、携帯電話とは、実に重宝な機械だ。 
いつでも、どこでも、遠くの知人と通話が出来る。

実際、皆さん、この私の前で、隣りで大きな声で話している。

しかし、よく考えてみると、あれほど不用心な情報交換もないだろう。
おそらく、慣れなのだろうが、もしも、私が悪意を持って、会話情報に
耳を澄ましている・・・、 
あるいは録音していたらどうなるのか?

たわむれに、あるいは、ただの思いつきでしゃべったたわいのない一言が、
何かの事件の証拠とされ、自身を追い詰める。
推理小説のパターンだが、そういった可能性だってあるのではないか?


今の人たちは、・・・私自身を含め、平和に慣れすぎているのではないか。
・・・そんな気がする。


おじいちゃん、馬鹿みたい!!   ・・・考えすぎぃ・・・!! 
まっ、そうかも・・・、  それが現実なのかも知れない。

他人が、何をどう見て、何を考えるか?
そんなことは分からない。
いずれにせよ、他人のことを、いちいち知ろうなどとは、傲慢なのかも
知れない。