80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

格好をつける

2017年07月11日 05時30分08秒 | 考える
先日、バスで、「座ってよ」と、席を譲られた。  

お見受けしたところ、明らかに私よりご年配の方だ。

もっとも、そんな風に感じているのは、こちらだけ、 ・・・(?)
他の、絶対多数の方々から見れば、私の方がずっと年寄り臭いのかも知れぬ。

いずれにせよ、自分はすぐに降りるつもりなので、席を譲られたのだと思い、
有り難く座らせていただいたのだが、その実、相手の方は、バスの前方に
移動して、結局、終点まで立ちっぱなしだった。


つまるところ、人は (私は)、外見もそうだが、仕草、顔つき、総てを含めた
ものが評価の対象となるのだということなのだろう。

そんなことを改めて考えさせられた。

大体、自分の外見、無意識の仕草などは、本人自体はなかなか気付きにくい
ものだ。 

実際、 「格好をつける」 ということは、本当はかなり困難なことなのだ。
多分、当人は普段から、そうと気付かず、「ふり」をしているつもりでいる。

人間同士の付き合いもまた、同じ事。
仲間とは、都合のいい時に利用するために、保存されたデータのようなものだ。

本当は、ただのデータに過ぎないと言い切ってしまいたいところたが、さすがに、
そこまでは、ちょっと・・・。