80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

俺の煩悩 (1)

2019年12月22日 16時53分47秒 | 考える
令和元年12月20日(金) 晴れ
生きたいように生きる。
そう決めた。

が、「生きたいように」が、どうにもはっきりしない。
困ったことだ。

今年1年、何をしてきたか?
何も思い出せない。
ただ流れに任せて、何となく生き続けてきた。
ウィスキーの空き瓶が増える。
ただそれだけ・・・。
そんな感じだ。

「孤独を生ききる」瀬戸内寂聴先生の本を読んだ。
・・・でも本来孤独な者同士が、接触し、ある交わりを持った時から色々な矛盾が生まれます。 
・・・それでも人は愛したがるし、愛されたがる。
生きるということは、愛する相手にめぐりあうためにあると若い時代は思いこんでしまうのも当然です。 ・・・


孤独を生きるか・・・。
本当に私は孤独なのだろうか?
孤独を気取っているだけなのかも知れない。
言葉に甘えているだけなのかも知れない。

なるほど、私はまだまだ若いということなのだろう。

また、タバコに手が伸びる。
最後の1本・・・。
煙りが換気扇に吸い込まれていく。

そんな私を母の遺影が笑いかけている。
「まだまだね・・。」


また、ウィスキーの空き瓶が、1本増えた。
追加せねば・・・。
灰皿代わりの空き缶がいっぱいになっている。

知り合いから、仕事をやってみないかと誘われた。
内容は、簡単な(?)クリーニング。
朝の7時から2時間半ほど。
7:00AM~9:30AM
来年の4月から、月に23日程度。
ちょっと考えさせてくれと頼んだ。

無職の私にはありがたい話ではあるが、その代わり時間に縛られる。
現在の仲間との付き合いも、当然だが限定されてしまう。
痛し痒しと言ったところか。

・・・それに今ひとつ、体調管理もいささか不安だ。
だらしない生き方が、身についてしまっているような気がする。


やるからには、それなりに腹をくくらねばなるまい。
私自身のことはともかく、私を思って誘ってれた相手に恥をかかせるわけにはいかない。

いずれにせよ、後、三ヶ月の猶予をもらった。
やるにせよ、断るにせよ、体調がものをいう。
しっかりと鍛え直す時間を与えてくれたということだろう。

話を持ってきてくれた相手は、私よりも大分年上なのに、毎日元気に働いている所を、ずっと以前から見ている。
人は年齢ではないということだろう。

とは、言うものの・・・、なぁ~・・・?!

ひたすらに、時は過ぎいく。
何もせずとも。


・・・それにしても、相変わらず、私という奴は煮え切らない男だ。