飯を買いに・・・・・ (その1)
「ちょっと飯を買ってくる。」
そう言い置いて、弟が出て行った。
私は、ちょっと、うとうとしたらしい。
水を飲もうと身体を起こして、ふと横を見ると、
隣の部屋から弟の長い足が覗いている。
「あれっ、いつの間に帰っていたんだ?」
「何だって・・・?」
「だから、今、飯を買いに出たんだろ?」
「えっ・・・・?」
「たった今、飯を買いに出るって・・・。
俺、眠っちまったのかな?
にしても、いつの間に帰ったんだ?
全然、気がつかなかった。」
「何言ってんだ?
今日はまだ、どこにも出掛けていないぞ。」
・・・???
「て、事は、オレ、いつの間にか眠ってて、夢を見ていたって事か・・・?」
「・・・じゃないの。」
どうやら、ちょっと横になって休むつもりが、
いつの間にか、眠りこけてしまっていたらしい。
初冬から、ちょっぴり秋に戻ったような、暖かな昼下がりの事。
もっとも、今現在、このパソコン入力が、夢の中でなければの話だ。
人は、おもしろがる (興味を持つ) ことで、進化する。
(最近、ネットのどこかで見たフレーズです。)
(少しは、進化するといいがなぁ!!)
バスセンターにて (その2・・・翌朝)
バスセンターで、以前、お世話になった、前の会社の社長と奥さんが、
二人並んで、バス待ち顔で立っていた。
その気になりさえすれば、行って会えるはずなのに、
何故か、そのままバスに乗って帰って来てしまう。
しばらくして、気になって見てみると、まだ同じ格好で立っている。
(今思えば、お二人の様子が、私に見えているのが不思議。)
今からでは、行き違いになるかもしれないが、会いに行こうと思う。
そこで、目が覚めた。
考えてみると、お二人は、とうに亡くなっておられたのだと気がついた。
今さらながら、あの時、あのまま、お声をかけていれば良かったなと思う。
「ちょっと飯を買ってくる。」
そう言い置いて、弟が出て行った。
私は、ちょっと、うとうとしたらしい。
水を飲もうと身体を起こして、ふと横を見ると、
隣の部屋から弟の長い足が覗いている。
「あれっ、いつの間に帰っていたんだ?」
「何だって・・・?」
「だから、今、飯を買いに出たんだろ?」
「えっ・・・・?」
「たった今、飯を買いに出るって・・・。
俺、眠っちまったのかな?
にしても、いつの間に帰ったんだ?
全然、気がつかなかった。」
「何言ってんだ?
今日はまだ、どこにも出掛けていないぞ。」
・・・???
「て、事は、オレ、いつの間にか眠ってて、夢を見ていたって事か・・・?」
「・・・じゃないの。」
どうやら、ちょっと横になって休むつもりが、
いつの間にか、眠りこけてしまっていたらしい。
初冬から、ちょっぴり秋に戻ったような、暖かな昼下がりの事。
もっとも、今現在、このパソコン入力が、夢の中でなければの話だ。
人は、おもしろがる (興味を持つ) ことで、進化する。
(最近、ネットのどこかで見たフレーズです。)
(少しは、進化するといいがなぁ!!)
バスセンターにて (その2・・・翌朝)
バスセンターで、以前、お世話になった、前の会社の社長と奥さんが、
二人並んで、バス待ち顔で立っていた。
その気になりさえすれば、行って会えるはずなのに、
何故か、そのままバスに乗って帰って来てしまう。
しばらくして、気になって見てみると、まだ同じ格好で立っている。
(今思えば、お二人の様子が、私に見えているのが不思議。)
今からでは、行き違いになるかもしれないが、会いに行こうと思う。
そこで、目が覚めた。
考えてみると、お二人は、とうに亡くなっておられたのだと気がついた。
今さらながら、あの時、あのまま、お声をかけていれば良かったなと思う。
気負いのない素敵な文章、夢シリーズ続編たのしみにしていますね。
コメント ありがとうございます。
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町田は、今日もいい天気になりそうです。