また図書館で借りて一色さゆりさんの本を読みました。今回はテレビのミステリードラマを観ているような錯覚を覚えました。私が知らないだけで、もう映画化されたのかなと検索しましたがまだのようです。京都鞍馬の陶芸家、人間国宝候補のお話です。曜変天目の器の描写「瑠璃色の光彩を放つ」とはどんな器なのか一目見たいと思いました。一子相伝の世界で、親子関係も複雑です。登場人物はいろいろな事情を抱えていました。事件を解決するのに、科学的な調査が重要になっていました。人間の目ではわからないことでも証拠が残っていました。ミステリーは好きではありませんがこちらの作品は読みやすかったです。
2020-9-19(土) 図書館資料 請求番号:913/イツ
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